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さてさて前回、母の日にカーネーションを買いに行ったのですがお金が足りずとりあえず菊を買って恥ずかしくて店を飛び出したとこまで書いた続きです。




小学生ながらも母の日に菊は贈らないと気づいて帰り道なんだか取り消しのつかないことをしたみたいに思い、泣きそうでした。




こんなのじゃお母さんは喜ばないと思ったのでしょう。




かといってお店に戻って返品してと言う勇気はなく、とりあえずこそこそと隠すように自分の部屋まで菊を持って帰りました。




時刻は6時近くになり部屋は薄暗く、勉強机の上に菊が置かれている状況です。




その横には学校の図工の時間に色鉛筆で描いたお母さんの絵がクルクルッと巻かれ輪ゴムで止められています。




ぽつんと椅子に座り、おこづかいがなくなったことや菊をどうしようなんて考えていたのでしょう。




そんなときなぜだかテレビでやっていた「裸の大将」山下清の貼り絵を思いだし、輪ゴムを引きちぎって急いでお母さんの絵を開きました。




「ごはんよー降りてきなさい」




そう呼ばれたのは7時のこと、絵だけを持って食卓に行きました。




「あのね……お母さんありがとう」




そういってそっけなく渡したお母さんの絵。




でもその絵の洋服部分は菊の花がびっしり敷き詰められた黄色と白のドレスを着ていました。




よほどうれしかったのでしょうか、お母さんの喜ぶ声が少し涙声になっていました。




もちろんカーネーションの代わりに菊を渡しても喜んでくれたと思います、それでも自分なりに納得した貼り

絵の贈り物ができたことは忘れられない思い出になりました。




もしかしたら屋根裏で眠ってるのかもしれません。




以上少年時代の母の日の思い出でした。




でもそれ以来贈り物はデザインとかだけではなく、自分が使ってみていいと感じたものやうまいと思った食べ物を納得して贈るように心がけています。







「自分の好きなものって母親はなんでも知ってるのに、母親の好きなものって意外に知らないよね?」




そう友人に言われたとき、そういえば聞いたことがないと変にうなずいてしまいました。




小さいときに大好物のカレーが食卓に並んだとき本当は母はカレーが苦手だったのかもしれません。




そう気がついても今さら母に聞くこともありませんし、いつも感謝しているんだけど伝えられるきっかけは「母の日」に何かプレゼントすることぐらい。




それはなぜか寂しい気がしますね。




そこでご提案なのですが、「お母さんに手紙を書きませんかー!」と今までしたことがない方もいるかもしれないことオススメします。




万年筆を贈るのももちろんいいと思いますが、ここは思い切って感謝の思いを手紙に書くべきだと思います。




わたしも今年はそう決めました。




みなさんもぜひごいっしょに渡してみませんか?







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