私が感じるこの万年筆の面白さ。
それはここに、とあるエピソードがあります。
たとえば男性客に20分ほどこの万年筆の話をしたとします。
そんな時大抵若い(その男性の)彼女さんは興味が無くてそっぽを向いているのですが、私たちが話し終わった瞬間に、彼は彼女に自慢げに、
「この万年筆はな。。。。」
と話始めるのです。
「たった今俺が言った事をそのままパクッてるだけやん!」
と突っ込みたくなるものです(笑)
よく聞く話ですが、売れる「焼酎バー」のカウンターのおじさんは、その焼酎の銘柄・うんちくなどは、必ずカップルであればどちらか一方にしか話をしない。
そうやって、男性にうんちくを自慢させるんだそうです。
まさにそんな感じです。
この万年筆の面白さは、まさにここにあり。
「書く」・「書いて伝える」という意味でもコミュニケーションツールと呼ぶことができますが、この万年筆にまつわるウンチクが話題性が十分にあるため、万年筆自体がコミュニケーションを創造することになります。
たった一本の万年筆が、家庭に、カップルに、教室に、職場に、コミュニケーションを生み出す。
この万年筆の商品価値は、まさにそこにあり。
私は今でもそう思っています。