澄んだお目目で、誠実に答えていた。
ヒューストン、バルセロナ、マドリッド。。。
これ以上痛みが出ず、思い通りに大会でプレイできるといいなぁと思う。
思っていた以上に海外メディアからの質問が多かったのは嬉しかった。
日本メディアが、男性記者と内田さんしかいないのも、昨今の経済事情じゃないかなぁ。。。
新聞社はどこも苦しいと思う。
出るか出ないかギリギリまでわからないアメリカ東部の大会に、あちら以外を追っかけるために記者を出張させる余裕は、そうそうなかろうて。。。
試合後記者会見の内容を記事にしたもの。
https://www.atptour.com/en/news/nishikori-miami-2024-thursday-reaction
「トップレベルに戻れると思う」
そんなこと言ってたっけ?と何度も聞き返したが、開始から4分50秒ぐらいのところか。
男性質問者が、通常の試合でリズムを戻せば、自分が考えているレヴェルに戻せると思うか?と問うたので、ケイが、Yeah と答えている、と自分は聞き取った。。。
少なくともケイの口から「トップレベルに戻れると思う」とは出ていないことだけは明らかだ。
質問者の問いに、「ああ」と答えただけ。
質問と答えを一つにつなげてしまえば「トップレベルに戻れると思う」という意訳もありだろうけども、実際に答えたのは「ああ」。
「予選も視野」
彼はchallengerとは言っていても、「予選」とは言ってない。チャレンジャーと予選は全く別のフィールドだと自分は認識。
こういう感じで、タイムラインのテニス賢者たちの脚色が、本人が言ったこととして世に伝わってしまうんだろうなぁと思った。
もちろん、お金をもらって訳していないので、実際にはご自身で会見を聞いてちょうだい、ということなんだけども、「英語わかんないんで〜」という甘ったれたリプライも入っていたぐらいだから、会見を視聴せず、訳だけを読み鵜呑みのユーザーは少なくないんだろうなぁと感じる。
現に彼らのフォロワーは、いいねを元記事には付けず訳にいいねを付ける。元記事よりも賢者を讃える。支持されるのは本来なら記事や動画をシェアしてくれたサイトのはずなのに?
新聞記事もなんでもそうだけど、世に出回っているものを信じ込んで好きな人の人物像を固定してしまうのは、どうなんだか。自分はそういうものは参考程度にとどめておき、実際に自分の目や耳で確かめて納得したものだけを取り込みたい。
そういう意味で、ポイントオタクが、吉松さんの「オリンピック」云々に関する我が推しの記事にツッコミを入れていたのには、感心した。あの人も、自分が納得するまでやってみる派だと思う。その点だけは自分もそうだ。