真夏に比べれば朝晩がだいぶしのぎやすくはなってきたけど、
今日は風も吹くことがなくて、ほてったように一日中暑くて、
ちょっとダウンしてしまいました。
で、ふと思い立って、1月に放送されていた「暖流」をまた復習していたのです。
このときはレトロ映画にはまったく不慣れだったので、
音楽、早口セリフに超スピーディな場面転換に面食らい、
古い言葉使いや聞き慣れない言葉など、
よく理解できなかったセリフがたくさんあったのですが、
何本かレトロ映画を見た今では、
随分と分かるようになってることに気がつきました。
今さらのことながら、そうだったのか~なんて。
しかもカラーがなんか新しく感じる。
モノクロに慣れてしまったせいかな?
だけど、この時代ってカラーが導入されて間もない頃だよね~
女優さんはいいよ、ぱっちりお人形メイクが映えて、
衣装もカラフルで目にも華やか。
だけど、男性陣はどうよ?
色白の船越英二さんのメケメケおじさんはまあ良いとして、
根上さんの日疋さん、ちょっと白塗り仮面じゃないのよ~
って思える初出のシーン。
肝心なところなのにね~
照明のせいもあるのかもしれないけど。
でも、かっこいいから許せる!
最近ずっと20代の根上さんを見てきたせいか、
この30代の日疋さんが、すごく渋~く見えた。
大映を背負って立つ二枚目として、
自信と誇りをまとって堂々の主役ぶり。
誰でもそうだけど、やっぱり主役っていい。
一番画面に写るし、自由自在、その人のために映画が存在してる~って感じで。
で、この「暖流」をその時ざ~っとしか記録していない。
また時間があるときに、日疋さんを中心に振り返っておこうかな?
やっぱりこの映画を見たから、根上さんを知り得たんだもんね
ところで、以前見逃して、しまった~と悔やんでいた
「家庭の事情」(1962)が再び日本映画で放送されることが分かった。
どうも根上さんの役が若尾文子さん演じる役と
不倫関係なんだかどうだか…?
少なくとも正統派のキャラじゃなさそうで、
これが分かってから、めちゃ見たいなあと思ってたの。
超・嬉しいよ~