「電人ザボーガー」第13話 | All the best for them

All the best for them

好きな人と好きな人に関連するあれこれ、好きな物、家族とのことを細々と、時間があるときに綴っています。





















 

「秘密刑事 死の一騎討ち」



Σのシーカスル計画パート2は、

大魔城の完成に必要な4つの頭脳を略奪することだった。



悪之宮は予告した。造船理論の権威、藤木博士の略奪を。

だが、新田の警備網は厚い(んだそうです)チョキ

「邸の内外とも警官で固めてあります。

いくらΣでもこの警備網を破るのは難しいでしょう」

藤木邸の門前で力強く宣言するのが新田警部であった。

よろしくお願い致します と頭を下げる博士。

「あ、分かりました」 と挨拶をして、門前を見張る警部。

中野刑事が、そろそろ時間ですね と話しかけた。

「全く、警察をナメてやがるな」 と吼える新田。

バカな奴ですね~、わざわざ予告してくるなんて…おとぼけの中野に、

「予告してくるということは、それだけ自信があるということだ!

お前は~ 勉強が足りんよ、もう!」 

新田警部の早口の怒声が飛んだ。 はあ~としょぼくれる中野。

と、背後からΣ団のウルフジョーが現われた。

はっとする警部。そして一歩一歩ジョーに近づいた。

「貴様がウルフジョーか?」 うなづくジョー。

「ふん、これだけの警戒を破れるとでも思っているのか」

眉間に皺を寄せて、クールに強気な新田警部だったが。

敵は包囲網を飛び越えて邸内へ。

発砲する新田たち。

そしてジョーにも拳銃を向けたが、ジョーは弾を手で受け止め、

粉々につぶしてしまう。

慌てた中野がまず立ち向かったが、あえなく撃沈。

「中野~!」 そして新田警部もたちまち殴られ地面に倒れ込んだ。

「あ~あ~」 苦痛で警部の顔がゆがむ。

そこへ、ザボーガーに乗った大門刑事が参上。

ジョーと戦っている隙に、藤木博士は連れ去られるところだったが、

ザボーガーがそれを阻止。

一方、大門はジョーの蹴りを浴びて負傷してしまった。



新田家のベッドで伏せていた大門に、美代と浩が手紙を持ってきた。

それは悪之宮からの予告状であった。

悪之宮は、大門が療養中に、原子力エネルギーの大家である水野博士と、

兵器学の天才・大崎博士を略奪した。

敵に立ち向かうべく、痛みに耐えて戦いに出ようとする大門を、

子どもたちが心配する。

そこへ新田警部が帰宅した。

ドアを開けて現われた新田さんの、渋~い表情ラブラブ

悪之宮のやり方に我慢出来ません。

動けない僕の前で、事件を起こして楽しんでるんですよ と大門が訴えた。

「だからと言って出て行ってみろ。奴の思うつぼだ!」

新田さんの厳しい表情が、画面いっぱいに広がった。

ちょっとしょげてしまった大門を見て、

新田がニヤリ。

右口角をニッと上げて甘~く微笑む新田さん、この表情、大好き恋の矢

そして、大門をベッドに座らせて、

「ウルフジョー、君の技を研究し、封じ手を編み出している。

そんな相手に勝つためには、より冷静さが必要だ。違うか?」

分かりました。

「まず、傷を治すことだ。それからでも遅くはない」  はい。

そして右手でポンと大門の背中をたたいて、子どもたちに話しかけた。

「美代~。腹ペコだ。メシの支度だ~」

ここら辺の切り替わりの早さ、いいですね~ 

ずるずる引きずらないとこ、私も見習わなくっちゃ。



武術の先輩のおかげで、大門はジョーの弱点が足にあることを知った。



さて、物理学の権威である江川博士が、講演のためアメリカから帰国。

新田警部、中野刑事、そして大門刑事が護衛することになった。

中野が運転し、後部座席に新田と江川博士が乗った車を、

ザボーガーに乗った大門が先導している。

あたくしが狙われているなんて信じがたいことですわ。

江川博士は、ちょっとばかしクールビューティ。

「いや、Σというのは信じがたいことを次々に起こす秘密機関です」

そこへ敵が。

大門はウルフジョーと対決。

新田たちは、ビッグGというロボットに拳銃で応戦。

そこへザボーガーが参戦してくれた。

ザボーガーの登場を笑顔で歓迎する新田警部たち。

新田は江川博士を守っている。

ザボーガーがビッグGを倒し、大門もウルフジョーを死闘の末、やっつけた。



満身創痍の大門のところへ、新田、中野、江川博士が駆け寄る。

新田警部は嬉しそうに「お~い」と大きく手を振って、

大門の肩を抱いた。

そんな新田を江川博士がちらっと見ている。ん?それはやっぱり美男子だから?



新田警部の警部網は思ったほど強硬ではなかったなあ~

それに、生身の人間ではいくら拳銃があったとしても

なかなかΣには太刀打ちできないね。

まあ、戦うということに関しては秘密刑事である大門に任せといて

新田警部の魅力は、冷静さと包容力なんでしょうなあ。

今回は、大門の敬愛すべき上司としての存在感が光っていましたよ~ラブラブ!