『…………どーゆー意味?』
ニノがくぐもった声で
胡乱気に問う
「そのまんまの意味だけど?」

ソレを知った時の
ニノの顔を早く見たくって、
膝を抱え顔を隠し…
頑なに結ばれたその手をほどくよぅに
指の付け根に悪戯して
こしょこしょ擽ると
こんな時にふざけんなやって、
煩わしそぅに手を振り払われ
まったく要点を得ないオイラに
業を煮やしたニノが思わず
ぴょこんと顔を上げ
「やっと顔 見せてくれた♡」

にっこり頬笑むと…
眉間にシワを寄せ険しい顔してた
ニノが一瞬、
言葉をなくし口をぱくぱくさせ
『………っ、…そーじゃなくって、、
オレに分かるよーに説明してっ』
だよね。
オイラいつも言葉が足りなくて
ごめん…
ずっと孤独で

さみしかったよね…
「オイラの理想の家族は
りんたろー家族と違うよ」
キッパリ言いきると
そんなハズないって茶色の瞳が狼狽え
ゆらゆら揺れて
『嘘だ…』
「ウソじゃないって、
よく思い出してみろって、あの時
りんたろー家族以外にもいたでしょ?
オイラよっぽど羨ましかったんだろーね
心の声がだだモレてた(笑)
ウチらもあんな風に年を重ねて
仲良く手ぇつないでさ、
公園とか散歩したいなぁって思ったの」
ね、アナタもそぅ思わない?
そんな想いをこめ じっと見つめると
自分のコトに関しては
鈍すぎる人がやっと勘づき
みるみる
耳が赤くなって…
『年を重ねたらって… まさか、

りんたろーを吠えた犬を連れてた
あの、… 老夫婦?』
自分がしでかした失態を
それとなく察知し…
もー、
オイラの顔を
まともに見れないニノが
恐る恐る問いかけ
「そーだよ。
やっとわかってくれたぁ?
ニノがオイラの理想がりんたろー家族
とか言うからピンと来なかった!」
オイラのトドメを刺す言葉に
ニノが居場所を失ったみたいに
身を縮めて
自分の思い込みによる
数々の言動や行動が頭ん中甦り…
死ぬほど恥ずかしいのと
けどその思い込みが違ってた
予想外の事実に
知らずこみあげてくる
嬉しさを封じるみたいに
きゅっと口を引き結び

オイラの可愛ぃ人が
全身まっ赤に染まった
((//.Д//)///つづく。