グロテスク 67 ★ 二 宮 ★ | にいののブログ

にいののブログ

(´・∀・`)(*.゚ω゚)おーみやちゃん達の

ゆる~い腐妄想小説もどきです。

読んでいただけたら嬉しいです。












「お先き」

『…お疲れ様でした』


自分の撮影を終えた
おーのさんが…

そぅ 一言だけ言うと

素っ気なくドアの向こうに消えてく。





アナタこの後 仕事ないよね?

しかも明日は休みでしょ?…



今日は

「 ニノんち行ってい?」

って…言わないの?





散々おーのさんを避けまくってたくせに

いざバイバイって手を離されると…


みるみる寂しさの波が押し寄せて
心細くって、…

その後ろ姿を追いたくなるから

… 本当 勝手だよね。






けどさ、
オレの身にもなってみてよ?


仕事が終わると おーのさんの

【家に行ってい?】攻撃。


それも毎日だよ?  

誰だって…追いかけられると
条件反射で逃げたくなるでしょ?




だから、早く、、…言わなきゃなのに


つい、別れを切り出せずに…………













なんて…   言い訳。










本当は構ってもらいたいだけ。

アナタにまだ
欲しがられてる自分が嬉しくて…

振り回して傷つけてるって 知ってても

こんな形でもまだ繋がってたいってゆー      

ズルくて我が儘なオレのエゴ。















けど、それも限界。












     嘘つきなオレだけど …







      アナタに嘘つくのは



     へーきじゃないよ。






















スタジオでは相葉ちゃんが
カメラマンの注文に合わせて
ポーズをとると眩しいフラッシュが光る。









オレの番まで 少しかかりそ…



そっと 席を離れ



もぅ、着替え終わって帰る頃かな?…


明日逢えないなら

最後にせめて
アナタの乗る車を見送りたい…




スタジオの小さな窓。

外に目をやると
人や車がせわしなく行き来している。



目を凝らし
おーのさんを乗せた
マネージャーの車を探すけど…









おーののヤツ……
どんだけ早く帰んのに命かけてんだよ!!

                   

 『ちぇッ、…もぅ…いないの?…



    帰んの 早えぇーんだって…』




そぅ毒づいてみても
マネージャーの運転する車は
どこにも見当たらない。



ほんの少しでも見れたなら

このモヤモヤした気持ちが
晴れた気がするのに…


こんな些細な願いすら叶わない…。


『はぁ…なんだょ…テンション下がるぅ…』

思わず深いため息が洩れると同時に

これ位の事で簡単にヘコむ自分に
嫌気がさす。

……あの人に別れを告げたら
こんなもんじゃ済まされない


想像を絶する『孤独』を想い…


(ヤダ、、こわい…)

……思わず自分の身体を抱きしめる。












けれど

あの人の気持ちを知ってしまった以上…

今更 後戻りできないんだ。





オレは…

どんな寂しさ孤独をも吹き飛ばす

世界最強の魔法の言葉を唱える。











゛ おーのさんの望む未來のため。  ゛









チクリ。
心に魔法がかかり


ほら、 も、…    








  ナ ニ モ   カ ン ジ ナ イ 。






















「二宮さーん  次、お願いしますー」

スタッフから声がかかり


相葉ちゃんと入れ替わりに
眩しいライトの下に立つ。




「ニノさん~、表情が硬いよ、笑って!」

カメラマンから指示が飛ぶ。






チッ、うるせぇーな…
笑えばいーのね!?













簡単ですよ。






瞳を閉じて   …思い浮かべれば




















ふっ。














                           …ちゃんと



                           笑えてんだろ?…
















     






     どんなに時が流れて








      二人で過ごした日々が








     色褪せても…



     アナタとの思い出があれば

     オレは笑って …生きてける。































『ありがとうございました。』



撮影が終わり…
スタジオを後にする。



マネージャーが駐車場で待ってる…

すれ違うスタッフに会釈しながら

オレは歩みを早め
広い廊下突き当たりを右に曲がり

真っ直ぐ続く廊下の先き…


エレベーターが…

『クソッ、マジか…   ほんっとツイてない』


乗りたかった下りエレベーターの扉が

今、まさに閉じて…
無情にも下へ降りて行ってしまった…




なんなん?
やることなすこと タイミングが悪い。


『も、早くウチ帰りたい…』


気分はすっかりヤサグレーテル。


ふて腐れ…のろのろ歩きながら
ケツポッケから携帯を取り出すと




…メールが届いてる。


誰だろ?






画面をタップすると


【林田】から。

…また飯の誘いかな?




携帯をいじりながら
ゆっくりエレベーターに向かう。

左手非常口…屋上へと続く階段の前を
通り過ぎた時…





いきなり、

「ニノ」





呼び止められた  その声に


ドキッ!?

心臓が跳ね、   …声の方に顔を向けると











階段に腰かけた






おーのさんが







     「お疲れ、     …まってた。



                     … 話しがある」




































Σ( .゚―゚)!!!         マッテタ(′•∀•`)…


つづく。