「あ、カズって呼んじゃ ダメだった?」
ペロっ、
舌を出して 惚けるリンダ…
… 白々しい。
『 それは ゲームの時だけ!』
「でも、カズは リンダって呼ぶじゃん」
間髪入れずに リンダに指摘される。
う゛…確かに。
『 …じゃ、林田。』
「 えぇッ! なんか他人行儀じゃない?』
『 はい、りっぱな 赤の他人です。
なんなら ゲーム以外で 話しかけんな。』
「 つめたっ! いーよ… 林田って
呼ぶなら オレは 姫って呼ぶから。 」
おちょくってんのか!?
『 はぁい!? 姫って…なにそれ!』
オレより ずっと 背が高くて体格のいい
林田を見上げ 思いっきり睨み付ける。
ニヤニヤ薄ら笑いを浮かべ
小バカにしたような 林田が
オレの 頭をくちゃくちゃに撫でまわし…
「 だって、 … 姫って感じじゃん。」
オ レ を や さ し く… 見 お ろ し て
目 を 細 め る 林 田 。
な ん で、そ ん な 表 情 し て …
オ レ を … 見 る の ?
いきなり グイッ、
『 わぁ、!? …なにッ!??』
急に 後ろ手を引かれ 思わずよろめく…
ポスン…
誰かに 肩を抱かれた。
振り返ると…
おーのさん。
『 もぉ… ビックリするじゃん! なに? 』
「 通路の 邪魔になってる。 」
そう言いながら…
おーのさんに 手を グイグイ引かれ…
通路の 端っこに 移動させられた…。
オレらの すぐ隣を… 裏方スタッフ一行が
申し訳なさそぅに
そそくさと 横を通り過ぎてく…
そっか… オレらが 邪魔だったんだ。
『 あぁ… ごめんなさい。 』
更にその後ろから…
「 きゃぁ~っ♡ ニノちゃん達…
こんな所で なにしてんのぉ!? 」
カン高い 黄色い声が 廊下に響いて
メイクの リンと…
リンリンが… ひょっこり顔を出した…。
「 おっ! リン 今 帰り? それと…
噂の新人… リンリンちゃんでしょ?」
林田が にっこり 笑いかける。
まったく、八方美人なヤツ…
「 へぇ~ リンリンが 噂になってんの? 」
リンが 興味ありげに尋ねる
「 なってる、なってる。
美人な 新人ちゃんが入ったって
狙ってる 輩がいっぱいだよ。」
林田が リンリンに 向かって
パチン☆
と 器用にウィンクすると
リンリンが 真っ赤になって
思わず うつ向いた。
ふぅ~ん、…人気みたいよ?
ア ナ タ の 初恋似 リンリンちゃん。
いーの?
チラリ
まだ、オレの腕を 掴んで離さない
おーのさんに視線を向ける。
「 なんだよ? 」
『 …べつにぃ?』
オレが いるから…
無理してんじゃないのぉ?
とか、思っただけだよ。
…はぁ~っ、…しかし、その顔っ!
ほんと、ムカつくんだからっ!!
先に楽屋に 戻ったかと思ってた
メンバー 3人も 近寄って来た。
「 智くん、大丈夫? 」
「 凄い… トリオっちゃったね…。」
翔ちゃんと 相葉ちゃんが
何故か心配そぅ…に?
おーのさんに話しかけてる。
「 林田さんは、
ニノの 友達… だったんだ?」
潤くんが 穏やかに 林田に
話しかける。
「 ん~っ… 友 達 っ て 言 う か
今 の と こ ろ は ま だ …
友達… 以上恋人未満みたいな? ねっ♡ 」
『 1 回 死 ね ば ? さっ、皆。
バカは 相手にしないで とっとと
楽屋に戻ろ? 』
踵を反す オレに慌てたように
「 わー、待ってよ ! 姫っ。
せっかく… みんな集まった事だし
そーだ… リンリンちゃんの歓迎会を
兼ねて… 今から 皆で 食事会しよーよ!
勿論、オレの奢りで♪ 」
ものすごい 得意気に 林田が
満面の笑みを 浮かべる。
歓迎会って…
今、とって付けたよーに…
それに… この面子で?
さっきまで リンリンが美人で
他から評判が良い…らしいと聞いて
ふて腐れ、口を嗣ぐんでたリンが
俄然、色めきたち、
「 わぁ♡ それ、いい考え~っ♪♪
行きたい♡ 行きたいっ♡ 」
林田に 賛同し始める…
だよね。
滅多に無い…
おーのさんに近づく チャンスだもんね!
だけど…
そんな簡単に 行ったりしませんよ この人。
仕事を終わって 1分1秒でも
早く帰る事に 命かけてんだから。(笑)
『 えぇっ… ヤダ、 面倒くさい。』
つい、本音を洩らすと
林田が大きな ため息を吐き
「 たまには、スタッフを労わないと…
姫はすぐ …面倒って 言うんだよ。
見てみな? 可哀想に…リンリンちゃん
ショック受けてるから。」
『 あ、ごめん。…、その…歓迎会が
面倒とかじゃなくて… 』
「 あっ、私 、全然 気にしてませんから
大丈夫ですよ? 」
リンリンが 大慌てで 否定する。
「 行 っ て も い い よ 。 」
突然
今 ま で 黙 っ て い た
お ー の さ ん が 口 を 開 い た …
耳 を 疑 い、
思 わ ず 振 り 返 る …
「 明 日 休 み だ し …
行 く わ 俺 。 」
おーのさんが
真 剣 で… ま っ 直 ぐ
挑 む 様 な 視 線 で
林 田 を 見 つ め る 。
林 田 も
そ の 視 線 を 正 面 か ら 受 け 止 め
あははは
可 笑 し そ う に 笑 う 。
「 ね? 姫。
面白くなりそうじゃない… 来るでしょ?」
『 …… おーのさんが 行くなら。』
オ レ は 密 か に 狼 狽 え る …
だ っ て …
だ っ て 、
何 で 急 に 「 行 く 」 な ん て …
突 然 言 っ た り す る の ?
リ ン リ ン が 居 る か ら ?
い つ も の ア ナ タ な ら …
絶 対 に 行 っ た り し な い で し ょ ?
ザ ワ ザ ワ 胸 が 騒 ぎ 出 す …
「 オレは この後まだ仕事だから ムリだ」
「 オレも。」
翔ちゃんと 潤くんが 悔しそぅに 唇を噛む。
な ん な の ?
皆 そんなに リンリンが 気になる?
「 任しておいてよ! 翔ちゃん、松潤。
リーダーの オレが 行くよ!!
リンいちが…×1 リンリンが…×2
リンダさんが…×3 かぁ、ややこしいな…。」
頭を掻く 相葉ちゃん…
リーダーの?
アイツ… もー 酔っぱらってんのか?
相葉ちゃんが 訳の分からない事を
ブツブツ 言いながらも 行く気らしい…
「 じゃ、6人って 事で決まりだね!
店に予約しとくから… 姫達 着替えたら
駐車場に来てよ、待ってるから ♪ 」
人 の 気 も 知 ら な い で …
リ ン ダ が 嬉 し そ ぅ に
手 を 振 っ た 。
リーダーノ オレニ ヾ( ‘ ◇ ‘ ‘ ◇ ‘ )ノ マカセロ

ダイジョウブカ ? ;`∀´ル(*`・3・´)

つづく。



