「 OK、撮影は以上です。 」
森田さんから 最終確認のOKが出た。
雑誌の撮影が終わり、
嵐が現場スタッフに元気よく
「 『ありがとうございましたー。 』」
挨拶しながら スタジオを後にする。
オレは 気づかれないように
少し距離をとって 彼らの後をつける。
楽屋までの廊下を雑談しながら
櫻井が先頭を歩き…
その すぐ後ろに 松本、相葉が
身ぶり手振りで何やら話している。
そして、… その更に…後を
少し皆から離れて
姫と大野が 肩がぶつかりそうな距離で
並んで歩いている。
見ていると…
前の集団から 徐々に遅れ出し
大野が姫の肩を引き寄せ
コソコソ…なにやら話している。
何を言っているのか
さっぱり分からないから…
妄想で アフレコしてみよう。
「 ニノ…今日、家に行っても い? 」
『 えぇ!? 何しにくんのさ? 』
「 ナニって、しばらく してないじゃん?
…ヤ り た い 。 」
『 ばっかじゃないの!ヤメロよ
こんなトコで 言う話しじゃないでしょ! 』
「 ゴメンて~、そんな怒んなよ~ 」
『 ……。』
むにゅ。
『 んも~っ、ヤメテよ。』
「 んふっ♡ 」
「 今ので …感じちゃった?
前は… どーかなぁ♡ 」
むぎゅ♡
『 ざぁけんな!
いーかげんにしろッ!!』
スパーン
…姫の見事なキックが綺麗に決まった。
何やってんだ アイツら… 小学生かっ!?
まるで 好きなコに 構いたい
小学三年生レベルだ。
カメラが 無いとこでも…
どうやらフェイクは続いているらしい…
さあ、茶番はここまで。
さて…
オレから アクションを起こしますか。
誰が トラップに引っ掛かるのか…
楽しみだ。(笑)
オレは嵐メンバーに 静かに
距離を詰めて…
大きく息を吸い込み
「 カズ…!!」
オレの大きな声が 廊下に響き渡り…
嵐が ゆっくり… 振り返る…
あはははは…
オレは 見逃さなかったよ…
メンバー 誰よりも…
なにより 姫、本人よりも…
一番最初に「カズ」呼びに反応した男。
あぁ… 残念。
やっぱり…
君だったんだ。
大 野 智。
姫が 可愛いー 眉を
きゅっ、と潜め…
早足で 近寄ってきた。
怒ってる顔がまた、いーね。(笑)
『 リンダ… てめぇ、
こっちで カズ呼びすんなつったろ!
しかもあれ、いかねーし…オマエまた
ゲームの攻略 嘘ついたろッ! 』
キャンキャン吠える 姫を背に
何故かメンバー 皆が…
顔を見合わせ 凍りついた…
(`・з・´) 林田 = リン…ダ ?…(;‘◇‘);`∀´ル
つづく。









