まだまだ寒さど真ん中ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
福岡では季節外れの桜か梅が一輪咲いたようです。
ニュースでやっていました。ところで、
「春はあけぼの」
といえばご存知、枕草子の一節です。
作者の清少納言様は、春はあけぼのが良いと
おっしゃっています。
そして、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝が
良いのだそうです。
原書にはその理由も書かれているので
ここでは省略しますが、
では星は何が良いと言っているか知っていますか?
「星はすばる、彦星、宵の明星」
だそうです。
すばるがなぜそれほど良いのか、
私にはサッパリ分かりませんでした。
だって見ても薄ボンヤリとしか見えないし。
(私の視力は眼鏡をかけても 0.5 くらいです)
ちなみにすばるの位置はオリオン座の右の
アルデバランの更に右です。
すぐに分かります。
いくら眺めてもぼんやりとした小さな綿あめのようで
グッとくるものはありませんでした。
で、ある時双眼鏡で覗いてみました。
するとこんな感じでした。(あくまでイメージですが)

「エッ!(絶句!)」
もともとが「ボンヤリ綿あめ」だっただけに、
一瞬、息を飲む美しさでした。
これなら清少納言が一押しするのも分かる気がしました。
そうです。
多分、昔の人は目が良かったんです。きっと。
それに周囲が真っ暗で星も見やすかったのだと
思います。
ちなみに私の住んでいる田舎でも
○十年前の夜は本当に真っ暗でした。
「一寸先は闇」なんてことわざが
身をもって体験できたものです。
それが今は夜中でも空全体が薄明るくて
あの暗さが見る影もありません。
千年前の枕草子の時代はさぞかし
真っ暗闇で、すばるがさんぜんと輝いて
見えたのかも。
きっとそうに違いない。
「星空の見やすい環境で目の良い昔人には
すばるが素敵に映った」
これにて疑問は解決。一件落着。。。
身近にある小さな疑問を自分なりに解決していくと
徐々に見える世界が変わっていくようです。
今回のことで私の世界観もミリレベルで変わったのかもしれません。(実感はまだありませんが)
人生、永遠に学びの道中です。
頭の中に知の砦 (とりで) を作っていきましよう。
