血を流して国を守るんですって‥？
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血を流して国を守るんですって？
命を懸けて、守るべき国というものは存在しません。
国家というのは幻想なんです。
それは暴力的な思考の結果から来る幻想なんです。
私たちの世界に必要なものは、
お互いを理解し合い
愛し合い、
助け合うということ。
この原則から外れてはならないし、国家というものを拠り所にするのは、とても危険な、ものの考え方なんです。
それは、暴力団の縄張り争いに似ているんです。
話しを戻して、
国家というものを守るために、血を流せという人ほど、安全な場所に座っている者が口にする言葉なんです。
そういう人は、自分がヘルメットかぶって、銃を持って、行くつもりなんて、到底ありはしません。
他人に行かせるから、平気で口に出すんです。
「お前が行けよ」
