拡大し続ける戦争  西側諸国の誰も平和について語らず、ロシアの降伏と撤退についてのみ語っている。

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拡大し続ける戦争

2024年6月24日 

 

拡大し続ける戦争

The Ever Widening War | (paulcraigroberts.org)

ポール・クレイグ・ロバーツ

ギルバート・ドクトロウから聞いた話ですが、NATO軍が派兵された場合、ウクライナの紛争に北朝鮮軍を参戦させることについて、ロシアで議論が行われているそうです。ロシアと北朝鮮が最近調印した包括的戦略パートナーシップは、これを可能にしている。

そうなれば、紛争はさらに拡大するだろう。次は中国軍でしょうか?

アメリカやヨーロッパの兵士が、ロシア人や北朝鮮人や中国人を相手にうまくいくとは思えない。アメリカとヨーロッパは、軍安保複合体の利益と、連中に対しても行使されているワシントンの覇権権力以外に、一体何のために戦っているのだろう?

 

アメリカとヨーロッパの政府は、自国の民族を基盤とする国々を破壊し、白人民族に取って代わろうとしている移民侵略者には、ロシア人や北朝鮮と戦う動機がない。西側諸国は核ミサイルで戦争を戦わねばならず、それは自殺行為と同じだ。

 

なぜプーチンは率先して、NATO軍が到着する前に紛争を終わらせるのに十分な武力を行使しないのか?

ロシアのマスコミが、なぜ西側諸国のより広範な関与を可能にするような形で紛争を行うことを選んだのか、繰り返し説明を求めれば、プーチンは自分の過ちに気づくことができるかもしれない。

 

プーチンは、西側がウクライナ軍を建設し、装備を整えた8年間に、なぜ大規模なロシア軍を建設し、装備しなかったのかと問われることもできる。プーチンが紛争を早期に終結させることができなかったのは、ロシアが効果的な行動の準備ができていなかったからなのだろうか。

 

プーチンは脅威を認識できなかったようだ。彼は手をこまねいて、ワシントンがウクライナ政府を打倒し、傀儡を据えるのを許した。彼は次に、西側が支持するつもりのないミンスク合意を8年間も推し進め続けた。

 

プーチンが、ウクライナでのクーデターを、増大する脅威の先駆けとして認識できなかったのはなぜだろうか?

 

ロシア政府と、プーチン自身と、ロシアの実業家や知識階級は、欧米の一部であることに夢中になりすぎて、現実を認めることができなかったのだろうか?

 

説明が何であれ、その結果は大規模な戦争の可能性です。西側諸国の誰も平和について語らず、ロシアの降伏と撤退についてのみ語っている。

 

欧米は、緊張をさらに高めることに重点を置いている。これは狂気の沙汰だ。

 

唯一の解決策は、プーチンが即座にノックアウト・ブローを行い、紛争がさらに制御不能になる前に終結させることだ。

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こういうことに発展してきています:ホントウに危険な状況

ロシア、ウクライナのクリミア攻撃巡り米へ報復警告

By Dmitry Antonov、 Guy Faulconbridge

ロシア、ウクライナのクリミア攻撃巡り米へ報復警告

ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官(写真)は24日、ウクライナが米国から供与された地対地ミサイル「ATACMS」でクリミア半島を攻撃したとして米国を直接非難した。提供写真。5日撮影(2024年 ロイター/Sputnik/Vladimir Astapkovich/Pool via REUTERS)

[モスクワ 24日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は24日、ウクライナが米国から供与された地対地ミサイル「ATACMS」でクリミア半島を攻撃したとして米国を直接非難した。

ロシア当局によると、23日にクリミア半島のセバストポリで起きた攻撃で少なくとも子ども2人を含む4人が死亡、151人が負傷した。これを受け、ロシアは報復措置を取ることを米大使に正式に警告した。

ペスコフ氏は記者団に「欧州やとりわけ米国の報道官に、なぜ彼らの政府がロシアの子どもたちを殺しているのか聞くべきだ。この質問を投げかけてほしい」と言及した。

ロシアは米国の駐ロシア大使リン・トレーシー氏を外務省に呼び出し、米国が「ロシアに対してハイブリッド戦争を仕掛け、実際に紛争の当事者となっている」と非難した上で、今回の攻撃は「罰を免れない。報復措置が必ず伴う」と警告した。

 

ウクライナも米国も攻撃についてコメントしていない。

ロシアによるウクライナ侵攻は、1962年のキューバのミサイル危機以来の深刻な西側諸国との対立を引き起こした。ロシア当局者らは紛争が非常に危険な段階にエスカレートしていると述べているが、今回、米国を直接非難することはさらに一歩踏み込んだ対応だ。

 

ロシアは2014年にクリミアを併合しロシア領と主張しているが、世界の大半はウクライナ領と見なしている。

ロシア、ウクライナのクリミア攻撃巡り米へ報復警告 | ロイター (reuters.com)