エロヒムの惑星では「朝、起きてから、まず水浴をします。至る所にプールがありますので。」

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「地球人は科学的に創造された」ラエル著

第一部

第二章 エロヒム

不死の秘密  の項---の一部です

 

不死の秘密

 

ラエル:

─あなたがた(=エロヒム)の惑星のごく普通の人たちが、どんな 1 日を過ごしているのかを教えて頂けませんか? 

 

エロヒムの長ヤーウェの答え:

「朝、起きてから、まず水浴をします。至る所にプールがありますので。そして朝食を済ませると、自分のしたいことを行います。私たちの世界には貨幣が存在しませんので、〝労働する〟のは、自分がそれを望むからです。ですから皆、 自分の適性に合った仕事をしますので、〝労働〟によって作り出されたものは、 とても素晴らしいものばかりです。 

 

不死の人たちだけが決まった使命を持っています。例えば電子頭脳の監視とか、エネルギー・食糧・組織機構などの、重要な問題に携たずさわっているコンピュータの監視をすることです。70億の人口のうち、他の人たちと全く別に暮らしている不死の人は 700人しかいません。彼らは不死の特権を得ている代わりに、 労働の義務がない他の人々のために、すべてのことを処理しなければならないのです。  

 

こうした 700人の不死の人たちの他に、不死の資格の試験期間中の人たちが210人(各地域から10人、年間に70人ほど)います。70億の人口のうち、子供は4000万人ぐらいしかいません。成年に達した子供たちは(人によって違いますが18歳から21歳の間に)、寿命を750歳以上に延ばす手術を受けます。この時か ら、彼らは子供を設けることができます。つまり、私たちの惑星の最高齢の人たちは通常、50世代もの子孫に会えることになります。  

 

70億の人口のうち、非活動的状態にある人たちは、たった 100万人程度しか いません。これらの人たちはほとんどの場合、精神に異常をきたしているため、 私たちの医師による治療を 6 カ月程度受けることになります。大多数の人々は、 芸術や織物や彫刻に打ち込んだり、音楽や著述を楽しんだり、映画を製作した り、スポーツをしたりしています。私たちの文明は、正まさ にレジャー文明と言え るものです。

 

出版社:無限堂

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