いろんな面で中国はアメリカを凌駕している。圧倒的な進歩。
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X 旧ツイッター を見ていると中国の進展は圧倒的です。
下記文中にこうあります:
「中国から帰国してきた人は「もっと進んだ惑星」から帰ってきたようだと表現する。」
中国に実際に行かなくても毎日 X を見ていると様子が分かりますね。
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No. 2173 ドラゴンを突くことについて
投稿日時:
On Poking Dragons
by Fred Reed
アメリカが積極的に中国に敵対していることで何が起きるのか、どれだけの米国人が理解しているだろうか。
ワシントンは明らかに、国民にまた不必要な戦争を準備させている。アメリカがこれまで常に敗北してきた戦争や、小国との戦いでの破滅的な誤算を考えると、再び中華帝国となりつつある国に戦いを挑むことはあまり明るい見通しはない。しかしワシントンではいつものように独りよがりの自己満足で、中国を単なる大きなノルウェーやグアテマラだと考えているような揺るぎない傲慢さがある。
中国をざっと見てみよう:
中国は土木工学分野で世界をリードし、道路、橋、港湾、鉄道、長距離高圧送電線、デジタル・インフラなどを建設している。あなたを含めて、中国から帰国してきた人はもっと進んだ惑星から帰ってきたようだと表現する。
誰もが高速鉄道について語るがそれには理由がある。時速290キロで、静かで、快適で、窓が大きく、大都市間の村々に短時間停車し、地方に住む人々に厄介でない空の旅の速さを提供する。それとは対照的に、アメリカの鉄道はまるで1955年からきたように見える。
土木工学の重要性は象徴的なものだけではない。インフラは商業を促進する。中国はもちろん世界の製造大国である。対照的に、アメリカはただ単にインフラを無視し、代わりに軍事費を費やし、製造業をほとんど放棄して久しい。
中国は造船で世界をリードしており、韓国もまたこの分野での主要プレーヤーである。アメリカは軍用を除いて造船をほとんど行っておらず、政府会計院から原始主義的で遅いと批判されている。造船は明らかに商業にとって重要であり、また軍事目的でもある。中国は今、世界最大の海軍を持っている。
中国は5Gの特許、技術、製造能力、設備ベースにおいて世界をリードしている。このことはよく理解されていない。5Gは大量のデータを短いレスポンスタイムで伝送することを可能にする。ファーウェイは現在、5.5Gと呼ぶ改良版を提供している。5.5Gは工場やスマートシティなどの制御にとって重要だ。北京は真剣に取り組んでおり、中国には現在、約360万の基地局が設置されているのに対し、アメリカには擬似5G基地局が10万ほどしかない。
中国は厳格なテストによって優秀な学生を見つけ、国費で優秀な大学に送り込む。アメリカは、マイノリティを実際よりも賢く見せるために、あらゆるレベルの学校を意図的にさげている。これはなにをもたらすだろう?
中国は電気自動車(EV)で地球を支配している。技術、バッテリー、価格、生産能力において克服できないほど大きく米国をリードしている。技術関連のニュースをみていると10分で充電できる中国のEVバッテリーなどを目にする。多くの人が指摘しているように、BYDの1万ドル以下の自動車はグローバル・サウスでほぼ無限の市場を見つけるだろう。
他の国はこれに到底及ばない。バイデンの中国製EVへの高関税は、米国企業に、選択の余地のない米国人に乱暴な値段の車を売り続けさせるだけだろう。
中国、ロシア、そしておそらくイランも極超音速ミサイルを開発しているが、アメリカは持っていない。これは興味深い。アメリカ人は常に、ロシアや中国よりも技術的に優れていると思い込んでいる。ウクライナにおける西側の兵器の性能の低さから判断すると、これは疑わしい。
他の分野では、アメリカはリード、あるいは少なくとも重要な部分でリードを保っているが、それは通常、競争ではなく強硬手段、制裁、関税によってもたらされている。
その最たるものが半導体である。この状況は不思議だ。中国にはハイエンド・チップを設計・製造する頭脳と技術者、そして知識があるが、ワシントンはそれらを作るのに必要な設備を掌握している。しかし、中国は最近、7ナノメートルや5ナノメートルのノードのチップを作ったり、スーパーコンピュータでアメリカと激戦を続けるなど、できるはずのないことをしてワシントンを恐怖に陥れた歴史がある。
しかし、チップ・ビジネスの最前線で必要とされる高度なリソグラフィ・ツールを作ることはできていない。もしそうなればトラブルが起きるだろうが、まだそうなってはいない。
中国は鉄鋼とアルミニウムの生産で世界をリードしている。アメリカは対抗できないので関税を課している。
中国はソーラーパネルで世界をリードし、技術、生産能力、価格でリードしている。アメリカは太刀打ちできないので関税を課している。
中国は宇宙開発において依然として、わずかだがアメリカに遅れをとっている。 しかし、中国は広範かつ強力な打ち上げ能力を持ち、国際宇宙ステーションよりも先進的な宇宙ステーションを成功させ、再生可能な打ち上げロケットに向けて急速に進んでいる。今から数年前、完全に自動化された月サンプルリターン・ミッションを我々の衛星に送り込み、その後、火星のオービター、着陸船、探査車を組み合わせたミッションを成功させた。NASAとスペースXはリードを保っているが、成長株ではない。
アメリカがリードしている分野は他にもある。例えば、ジェットエンジンだ。私が言いたいのは、ワシントンは直頭蓋転位に陥っていて、かろうじて優位に立っていると想像しているが、おそらくあらゆることを考慮するとそうではない。
中国はアメリカの4倍の人口を抱え、心理測定学者の間では漢民族の平均IQは5、6ポイント高く、知的な政府は商業的優位性を高めることに注力している。
アメリカでは権威主義を批判するのが流行っているが、それによって北京はさまざまな決断を下し、必要であれば何十年にもわたってそれを実行することができる。またそれは顕著なシステム・アプローチも可能だ。アメリカでは、個々の州や企業が高速鉄道や5Gのようなプロジェクトに取り組む。中国は国全体で物事を行う傾向がある。その結果の違いは明らかだ。
ワシントンは自国の産業に補助金を出しているが、北京が同じことをすると文句をいう。しかし中国のシステムは効果がでている。
中国にないのは、広大で、拡張しすぎで、低級で、理解しがたいほどコストのかかる軍隊であり、アメリカは国内を近代的な水準に引き上げるために必要な資金をそこに使っている。中国は軍の付属物ではない。戦争には金がかかることを理解しているようで、中国人が本当に好きなものがあるとすれば、それはお金である。
私はワシントンがもう少し現実主義であってもいいのではないだろうかと思う。つまりアメリカへの支出を増やし、命を奪う兵器産業への支出を減らす、ということだ。しかし、私が何を知っているというのか?
No. 2173 ドラゴンを突くことについて | 耕助のブログ (kamogawakosuke.info)
これだけ「いいことだらけ」の中国
なのに、
ああ、惜しいことに致命的欠陥が
それはこの男のエゴ:
徹底的な管理と監視。
オレの構想に背くやつは刑務所行きだ。外国にも中国警察を派遣して自国民の行動を監視したい。
何故そんなことをするのか?
それは、
エゴは不安から出るからです。
習近平は不安なのです。今までに粛清してきた者たちの恨みつらみがこわ~い。