プーチンには、戦うか降伏するかの2つの選択肢がある

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プーチンの標的はプリゴジン以外にも、幹部3人同時“暗殺”でワグネル解体 「汚れ役」は軍が引き継ぐ、廣瀬陽子・慶應義塾大学教授に聞く(1/4) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

「一体ロシア軍幹部は何をのんびり構えてやっているのだ」、「弾薬を何故オレたちに豊富に提供しないのだ」と激怒したプリコジンがワグネルの部隊をモスクワに向けて進軍させたことがありましたが、戦いのプロであった彼の戦い方の方が正しかったのです。

 

エフゲニー・プリゴジン

人物
2022年にロシアが始めたウクライナへの侵略戦争では、ロシア兵のリーダー的存在となる[24]。

2023年5月、弾薬不足で国防省や正規軍を非難したのに続き、同月下旬のインタビューでは、政府要人子弟の兵役逃れに言及して

 

「エリート官僚のクズどもよ! お前らの子どもを戦場に連れてこい! 子どもが死んだら葬式に出して埋葬しろ。それで市民は納得するさ」

 

「このままでは、ロシア革命がまた起こる。まず兵士たちが立ち上がり、その家族たちが立ち上がる」

などと発言。戦況に悲観的な見方を示した。

 

ワグネルの兵士2万人以上の死亡を明かすとともに、「われわれは、ウクライナを非武装化しようとした。結果は逆だ。ヤツらを武装集団に変えてしまった。今のウクライナ軍は最強だ!」と語った。このように、ロシア国内での発言の権力が増した。5月25日には、バフムトから撤退を始めたと発表した[24]。
Wikipedia

 

哲学者プーチンは立派ですが、西側はゴロツキ。

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プーチンには、戦うか降伏するかの2つの選択肢がある

2024年5月26日 

 

プーチンには、戦うか降伏するかの2つの選択肢がある

Putin Has Two Options: Fight or Surrender | (paulcraigroberts.org)

ポール・クレイグ・ロバーツ

「子供ひったくり犯プーチン」は、西側と交渉できると考えている。
https://mattbivens.substack.com/p/child-snatcher

 

プーチンは歴史上、最も悪者扱いされた人物の一人だ。彼は

「新しいヒトラー」というレッテルを貼られ、子供を誘拐したと非難されている。

 

国際刑事裁判所(ICC)の検察官は、ロシア大統領が戦争を隠れ蓑に「数百人」のウクライナの子どもたちを盗んだと非難した。ウクライナの政府高官はさらに踏み込んで、16,000人以上の子供が盗まれたと話した。さらに、何十万人もの人びとが「ジェノサイド」の基準を満たしていると示唆する者もいた。
https://www.icc-cpi.int/news/statement-prosecutor-karim-khan-kc-issuance-arrest-warrants-against-president-vladimir-putin https://mattbivens.substack.com/p/child-snatcher

 

プーチンの「犯罪」は、西側メディアで事実として広く報じられた

 https://www.bbc.com/news/world-europe-64985009

 

プーチンは欧米によって余りに悪者扱いされているので、欧米は彼との交渉を不可能にしている。それなのに、プーチンはウクライナ紛争の終結を交渉すると言い続けている。

 

彼にはできる。彼がしなければならないのは、降伏し、クリミアとドンバスで征服したすべての領土を取り戻すことだけだ。バイデンとブリンケンは、これらが紛争を終わらせるためにワシントンが受け入れる唯一の条件であると明言している。

 

プーチンは、敵対者が彼を破滅させようとしているとき、交渉において、自分には選択肢がないことを決して理解していない。

 

これほど徹底的にプーチンを悪魔化している欧米が、一体どうやって彼と腰を据えて、公平な取引ができるのだろう?

 

西側諸国が関心を寄せている兆候はどこにあるのか?

大統領在任中、バイデンはプーチンと会ったことすらない。西側諸国は、ロシアの立場から状況を理解し、危険な状況を打開する努力をしていない。

 

ウクライナにおけるプーチンのゆっくりとしたペースの戦争は、欧米が深く関与し、戦争を拡大し、ワシントンが"グルジアのマイダン"を組織しているグルジアで、ロシアに対する新たな戦線を開く準備をすることを可能にした。プーチンが紛争を長引かせれば長引かせるほど、紛争は拡大するだろう。

紛争が限定的な軍事作戦であるという見せかけは、もはや通用しない。ロシアと中国とイランは戦争状態にある。世界は、彼らが戦うのか、それとも降伏するのかの決断を待っている。