自分の体の部分を鏡を使ってよく見ることが大切です。

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Elohim's crow

@Elohim_Embassy


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私たちは、親から受け継いだタブーのせいで、自分の身体のある部分、特に性器を愛情をもって見つめる時間をとったことがありません。 特に女性にとってはそうで、男性優位の社会では性器は "汚れたもの "とされてきました。

マイトレーヤ・ラエル 

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私たち人間のことを一番良くご存じなのは地球人を科学的に創造されたエロヒムです。そのエロヒムの教えです:

 

「ハーモニー・メディテーション」 ラエル著
   --- 五感の覚醒から脳内の覚醒へ ---

 

第4章 意識的な非プログラム化

 "マスターベーション、それは必要不可欠な行程"   の項


「この自己のエロス化により身体が自分に快楽を与えてくれることを、若者が発見するのを妨(さまた)げることで、多くの若者の能力が減退しています。大きな罪悪感を抱かせたり、悪と結びつけたり、何か「自然に反する」ものと言ったり、さらには、これに耽(ふ)ける人は、失明や、麻痺(まひ)や、発狂の危険があるとさえ言ったりしてきました。

 

肉体やホルモンの上では大変な変動期にあり、極度に神経過敏になっている青年たちに向かってこんなことを言ってきた人たちは、全くの犯罪者に他(ほか)なりません。彼らは一体、何人自分たちの子供を、人生の落伍(らくご)者、変質者、不能者、あるいは不感症者にしてきたことでしょう。

 

今日では、マスターベーションは、中世のご神託が述べているような危険は全くないばかりか、個人が自分自身の身体を意識する重大な時期に、調和に満ちて成長するためには不可欠なものであることが、科学によって証明されています。今こそ、教会を先頭とした、こんな愚かな罪作りのことを言い触らしている、すべての連中を告発すべき時です。

 

若者がある日突然に、自分の性器が、自分自身に素晴らしい快楽を与えてくれるという事実を発見することは、その成長にとっては根本的なことなのです。一つの罪悪感によって、この行為が遮断(しゃだん)されてしまう必要は全くないのです。

 

ところが、その罪悪感は人間の心に葛藤(かっとう)をもたらして、その欲望に嫌悪感を抱くようになり、その欲望から逃れようとして、ついには自分自身の身体にまで嫌悪感を抱くようになってしまいます。そして一生涯、この嫌悪感に悩まされ続けるのです。

 

最も重度の精神異常者は非常に稀なのですが、彼らは、オナニーとかマスターベーションとか呼ばれるこの自己エロス化を、「禁欲」しなければならないと心の奥底まで教え込まれた人たちです。彼らは大変な努力をして禁欲するので、そのために思いやりのない冷淡な人間となり、その感受性も鈍(にぶ)って、肉体的にも精神的にも異常が生じてくるのです。

 

このように、自然な反応を罪悪視することで、深く心を傷つけられたすべての子供たちのほかにも、次のような子供たちも問題となります。それは、この種の問題にはあえて立ち向かおうとはせずに、「性器や性生活に関することは一切話をしてはなりません」と言って済ましている両親により、何も知らされていない子供たちです。その両親自体が、一般的には不十分な知識しか持っておらず、神秘的・宗教的教育の影響を受けているので、肉体は悪であり精神は善であると見なしているのです。

 

しかし、罪悪感を感じさせるような教育を受けてしまった人も、子供が自分に今起こりつつあることは何なのかを説明するのは恥ずかしすぎると思っている、覚醒の助けにならない両親の元で自分自身で覚醒せざるをえなかった人も、特に前者にとっては大事なことですが、今からでも年齢とは無関係に、自分の身体とその反応を学び直すことができます。

 

セックスとそれによって得られる快楽を、ひとかけらの罪悪感もなく、まったく自由に愛することを学び直して下さい。さらに、奪われた青春を生き直し、今までに教え込まれてきたことはすべて忘れて、大変重要な自己エロス化の探検を、やり直すことを意識するのです。

 

もし、自分固有のセックスの再発見が、男性にとって重要であるならば、女性にとっても一層重要です。なぜなら、ベティ・ドッドソンもその素晴らしい著書、『女性におけるオルガスム』(『orgasme au feminin 』Betty Dodson)の中でこう言っているからです。
 

「マスターベーションは基本的な性行動である。それ以外のことはすべて、私たちの性生活の社会化に他ならない」


さらにこの著書は、その非常によくできたイラストによって、女性がその性器の美しさを自覚するのを助けています。男性優位の社会は常に、女性の性器を嫌(いや)らしく汚(けが)らわしいものとしてきました。身体全体、とりわけ私たちに最上の快楽を与えてくれる部分を愛すること、それから、性器から得られる官能の喜びを増大させるために、性器に関する知識を深めること、これが奪われた青春を取り戻すために、一番にやらなくてはならないことです。

 

脳内に最も強い快楽を生じさせるための性器の機能と、その愛撫(あいぶ)の仕方に関する知識を深める最上の方法は、正(まさ)しくそれを自分自身で実施してみることです。最高の満足を与えてくれる部分に、自分自身以上に正確に指を導いていくことのできる人は、世界中のどこにも存在しません。

 

こうして私たちは、パートナーに自分がして欲しいことを告げることができます。しかし他人に教えるためには、まず自分自身が知っていなければなりません。

 

もし官能が、私たちを取り巻いている無限に結びつける絆(きずな)であるとすれば、自己エロス化は、私たちのコンピュータ内部を探求するための最も有効的な方法です。なぜならそれは、男性にあっては「半面設計図」の遊離という肉体的反応を、女性にあってはその「半面設計図」を迎え入れるという性器官の受容
力を引き起こすバネであるからです。

 

同じように、カップルで生活をしている人が、自己エロス化の能力を互いに高め合うことは大変重要です。まさに、そこに他人の身体が存在することによって、この能力は一層強められるのです。

この点においても、凡人たる利己主義者は、パートナーが自分の面前でマスターベーションに耽(ふけ)るのを許すことができません。なぜなら、自分のみに快楽を与えてくれるはずのパートナーが、独(ひと)りだけで楽しみを始めるからです。利己主義者にとっては、それは許し難いことなのです。自分がこんなにも誇りを持っている男らしさは一体、何の役に立つのか、あの女性に対する唯一(ゆいいつ)絶対の優越性であった男らしさは、どうなるのかと。

こうして利己主義者は、パートナーの手にさえ嫉妬(しっと)するのです。

これに対して覚醒した人は、自分の愛する人が幸せになり、その快楽の奥深いメカニズムを発見するパートナーを見て、喜びます。

かくして、自分の開花という木の根幹、つまり基礎である性生活に関する既成観念を打破したあとは、私たちの環境や生活面でのあらゆる行動の一切を、同様にして考え直していくことができます。

自分のパーソナリティーを形成する一切の要素を再検討した大掃除のあとは、私たちは次の段階に移ることができます。それは、今日までの長い人生を振り返りながら、今まで自分が考えもしなかったような問題に直面するたびに、本当に自分自身の考えから出た行動を取るために、ここまで述べてきたような方法を実践することです。」

出版社:無限堂

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