上手になるにはどうしたいいの?
この前の日曜も行ってきた
教会が目の前にあるお教室のレッスン。
演奏講座。
ここではコンクールに出たいとか
級を取りたいだとか
頑張る子達の応援が私の仕事です。
前回ある男の子の生徒さんとのやり取りで
面白い会話になりました。
小学生の男の子
「君はこれからどうなりたいのかな?」
という私の問いかけに
「金賞を獲りたい」
との返答。
今年はJEFにエントリーしていたその男の子。
「来年はどっちの金賞が欲しいの?」
「コンクールの方、演奏で勝負する方」
ついてきたいらしたご両親がびっくり顔です。
どうも今まではそんなことを言ったことも
真剣にそこまで練習したこともないらしいのです。
かなり器用に見受けられるその子。
今まできっとあまり時間をかけずとも
そこそこいつも形にしてきたんだと思います。
でもJECとなるとそれだけでは足りません。
雰囲気だけではなくて
細かいテクニックももっと向上させないと。
前回はそのための練習方法や考え方を
時間あるだけ繰り返しレッスン終了しました。
帰りがけお父さんの方からお尋ねが。
「家でもっと練習するようになるには
どうしたらいいんでしょうかね?」
しばし考えてその子に私は尋ねました。
「本当に上手くなりたい?」
「うん」
「だったら練習を増やさないといけないねえ」
私の答えに”む~ん”と考える表情を浮かべるその子。
「あのさ ”今日はもう練習したくないな” って思ったら
”上手くなりたくないの?” って自分に訊いてみて
練習サボるとせっかく弾けてたものが弾けなくなるの
そしたらサボった以上に弾かないとダメなんだよね
”元に戻っていいの?” とも訊いてみて
どう?」
「元に戻るのはいやだなあ、今よりは上手くなりたいなあ」
「だったら
したくないなと思ったとき必ず自分に訊いてみてね」
お部屋を出るときお父さんがその子に
「これからはちゃんと練習するな?」
と尋ねるとまた”む~ん”(笑)
そこにすかさずお父さん
「〇〇は上手くなりたくないの?」
男の子答えて曰く
「上手くなりたくないの?って…上手くなりたいなあ」
「じゃあ練習するな?」
「む~ん」
次の生徒さんと入れ替わる間中お父さんとその子の会話は
延々とループしたのでした(笑)
お父さんが粘り勝ちしてくれていることを願いながら
帰途に着いた私でした。
練習のために練習するんではないんです。
何のためにその練習があるかを思い起こすと
練習しなきゃなあ
練習したいなあと思えます。
私が練習するのも弾きたい曲を弾きたいように演奏するため。
ありきたりですが目標をもった練習こそが
やる気になり身につくのだと思います。
…で今月はどうだったかはまた次回!
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