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音楽教室の感染症対策について・2

感染症対策についての考察の続きです。

感染力の強い変異株ウイルスのため、どれだけ気をつけていても感染することを完全に防ぐことはできなさそうな第4波真っ只中の日本。

とはいえ、自分たちが感染源になってウイルスを広めてしまうことはできるだけ避けたいものです。

個人でお教室をされていらっしゃる先生方は、地域でのお立場もあるでしょう。

そして企業の音楽教室に所属している私のような人間は、もしクラスターが起きてしまったとき「 〇〇音楽教室でクラスターが出たらしいよ 」と言われてしまいます。

看板を借りてお仕事をしているからには、かかっても仕方ないや、と思ってはいけないと私は考えています。



行きつけの美容師さん(個人経営)も、昨年、感染が広がったときいち早く大型の空気清浄機を購入されました。

そして、入り口に籠を置き全ての荷物はまずここに入れてくださいと。

その後、ハンドジェルを手に刷り込んだら、全ての私物は一切触らないこと、もし電話など取らなくてはいけなくて触ってしまったら、また消毒をしてくださいとお願いされました。
(アルコールジェルが使えない方はご自分で消毒出来るものをお持ちくださいという徹底ぶり)

予約も、必ず一人終了から30分空けないと受けないそうです。

もちろん予約がとれる数も減りますから、当然収入も減ります。

そこまでしたい理由が彼女にはありました。


古い商店街が近くにあるお店なので、年配のお客様が多いそうです。

ご自分がかかるより、その方たちにうつしてしまってもしものことがあったら、自分が耐えられないと思うんですよ、とおっしゃっていました。

まだまだ対策をされていることはあるのですが、そういうお店なので私も高齢者のくくりに入る母を、安心して連れて行くことができます。

そのでなければ、しばらく美容院は母ともども控えたかもしれません。



自分がそう思うのであれば、生徒さん方もきっとそうだろうなと思います。


自分を守るグッズは以前の記事に書きました。
>>感染症対策・1


今回は、書ききれなかった部分についてです。



空間除菌という考え方が取りざたされています。

大きなスポーツの大会で使用されたとニュースになった、二酸化塩素分子の空間散布です。

あえて商品名は書きませんが、その他次亜塩素酸水も噴霧されていることもあるようです。

スポーツ庁が導入を決め使用しましたが、じつは厚生労働省は推奨していません。

健康被害があるとも報道されています。


化学物質は皮膚や口から摂取するより、肺から入る方がよりダイレクトに体の細胞に入るそうです。



散布して数時間、誰もその場所に入らないのであれば効果があるかもしれないのですが、人がそこにいる状態で噴霧することは危険だろうなと想像がつきます。

ということで、お教室の除ウイルスは基本は換気だそうです。

空気清浄機より換気が大事。

窓や入り口が一つしか無いお部屋は換気がしにくいので、扇風機やサーキュレーターがあると時短できます。

その場合入り口から部屋に向けて風を送るのが正しいそうです。

新しい空気を押し込んで、強制的に入れ替えるという考え方です。

私は最初、逆だと思っていました。


教室に行くとまず、換気。
 

アルコール使用可能な場所は、細かいミストになるスプレーで噴霧して、人工セームで拭き取ります。

アルコール不可の鍵盤や楽器本体は、次亜塩素酸水です。

これはヤマハも推奨しているようです。


そのために毎日テキスト以外に仕事に持って出かける一式がこちら。



上段左:ウェットティッシュアルコール75%(自作)
上段中:使い捨て手袋
上段右:人工セーム

下段左:レスポートサックのミニバッグとアルコールジェル
下段中:マスクスプレー(自作)と抗ウイルス精油色々
下段右:次亜塩素酸水200ppmとアルコールのスプレー75%
※レスポのミニバッグは本屋さんで買いました。いわゆるおまけです。でもとても便利。何種類かあります。

 


こんな感じでまとめ、これを仕事用のトートバッグに入れています。


その他除ウイルス効果についての専門的な効果実験は以下のようなサイトをご参照ください。

>>新型コロナウイルスを用いた代替消毒候補物資

>>新型コロナウイルスに有効な消毒・除菌方法



そこまで濃度がなくても良いとは言われていますが、アルコールは75%のものを使用しています。

念には念を入れて、というところから。

だたしかなり手荒れします。

昨年はアルコールが手に入りにくかったのですが、今はネットで買えますし、お値段も下がりました。

ということで、アルコールは一斗缶(15l)、次亜塩素酸水はコンテナで購入しています。



次亜塩素酸水のお値段は効果が続く期間によって変わるようです。

あまりにお安いと、保存しているうちにppm(濃度)がどんどん下がります。

また作り方にも色々あるようで、若干効果が変わってきます。


また気をつけないといけないのは、スプレーボトルがアルコールや次亜塩素酸水に対応しているかどうか。

プラスチックボトルはアルコールで溶解するものもありますし、次亜塩素酸水は光で分解され効果が落ちますので遮光でないと使えません。

霧が細かくないと、必要以上に物が濡れてしまうのでこれも注意が必要です。

私はボトルを買う前にレビューを見たり、お店に尋ねたりして使えるものを探しました。



写真にも載せている精油ですが、科学的に抗ウイルス効果が認められているものが数種類あります。

それについて書く前に。

 

精油は日本では雑貨あつかいでそれこそ100均ショップでも買うことができます。

同じような名前でも、効果が全く認められないものがありますので、十分お気をつけください。

個人のブログではなく公的機関のアナウンスをご参照ください。
以下一部ご紹介。

>>新型インフルエンザとティーツリー

>>精油と新型コロナウイルスの関係



安全な植物から抽出されたものであれば、効果は確認できているようです。

除菌ということばをよく聞きますが、今回のコロナはウイルスです。

除ウイルス、抗ウイルスということばがあるものが有効だと覚えておいていただければと思います。



ものすごく乱暴に言ってしまえば、ティーツリー(メラルーカ)という精油が一番手に入りやすく、効果があると言われています。

本物の精油はどれも植物から抽出され、濃縮されたものです。


有機栽培(オーガニック)認証のあるものを使っていただきたいです。

ほんの少しの量で大丈夫ですし、それでも個人差がありますから試してみようと思われた方は是非少量から始めてください。


一般的な使い方はディフューズです。

熱を加えると働きが変わってしまったりするので、超音波式のディフューザーでお願いします。

おそらくどなたでもお店に行ける無印にあるものは、超音波式です。

 

写真右:無印

写真左:花の木



私はディフューザーを職場にも置いてあります。

強い香りを嫌われる方もいらっしゃるので、レッスン前に使っています。


また遮光ボトルに入れて、マスクスプレーを作ったりもしています。

どうしてもマスクの表面についてしまうウイルス対策です。

ティーツリーはきついので濃度が濃いとむせそうになります。

ご参考までに、精油のスペシャリストが使い方を説明している動画がありましたので、ご紹介しておきます。

>>抗菌作用の強い成分と精油

>>マスクスプレー
 
>>ハンドジェル



購入先は大手の百貨店に入っている「 花の木 」というお店でオーガニック製品のものを選べば簡単に手に入ると思います。


このウェブサイトはとにかく質が良くて安いのですが、個人輸入になりますので送料が3000円近くかかります。


>>Fiora Optima

抗ウイルス効果が高いもの

左から

ティーツリー

オレガノ

ユーカリ

ガーディアン(ブレンドオイル)


またもう一社私が使用しているところのものがありますが、これは紹介者がないと購入できません。

 

>>ドテラ

左から

オンガードミスト(ブレンドミスト)

オンガードオールオン(ブレンド塗布)

オンガード(ブレンドオイル)

ティーツリー


品物は大変良いのですが、楽天やアマゾンでみつかるものは、許可されたものではありませんのでご注意ください。



また比較的安い金額をまとめ買いすると、送料無料になるアメリカのサイトもあります。

>>アイハーブ

ここも少ないですがオーガニックの精油を扱っています。

 

紹介者がいなくても買えますが、紹介コードを教えてもらうと5%割引がずっと続きます。

同じ商品を楽天・アマゾンで購入するより安いです。




だらだらと文章を打ち込んでいたら、まとまっているのかいないのかわからなくなりました。



自分と周りの方をウイルスから守ることは、感染を広げない=変異株を出現させない、という点でとても大事だと思っています。

自分は罹りにくいだろうし重症化しない、と思っていても結果それが感染拡大につながり、社会が元通りになるのに時間がかかれば、いずれ自分にデメリットとして還ってきてしまいます。


感染予防に努めたいと思います。

 

今日の記事に出てきたものは以下のサイトにあります。

>>ウイルス対策商品色々

>>アイハーブ

紹介コード:AAY6138


健康に直接結びつく話も多かったので、是非ご自分できちんと調べられて判断されるようお願いいたします。

 

なんでこんなに私が今回の新型コロナウイルスに神経質になったか、理由があります。

 

「 情報を集める 」ということ、判断することについて、時間があればまた書きたと思います。

 

 

また私の記事の範囲であればわかることはお答えしようと思います。

 

 

 MAMI