エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -127ページ目

間違えないようになる練習方法

「 エレクトーン、巧くなりたいか? 」


「 もちろんです、先生! 」


「 あのな、そしたら鰯を5匹買ってくんねん。

  それでな、その目玉をくりぬいてな

  10こになるやろ?


  それを自分の指に穴を開けてそこにはめんねん。

  そしたら鍵盤を間違うて弾くことはなくなるねんな。 」


「 …… 」




これは実際に私が演研にいたときの会話です。


先生がどなたかは私のプロフの中からご想像下さい。



ここまでの話は多分先生の「 つかみ 」だったのでしょう。


この先は実際に練習で使えるお話しでした。




「 鰯の目、つけるのいややったらやってみ? 」


と先生がおっしゃった練習方法は

間違えないで弾くこと、これだけでした。 



要は頭は正しい音を知っていても

手が間違ったものを弾けばそれを覚えてしまう

ということなのです。


何度弾いても同じ所を間違ってしまう人は

この「 間違えないで弾く 」繰り返しが

出来ていない気がします。



「 10回弾くやろ?

  そのうち4回間違ったら正しく弾けたのは6回や。

  そしたら体は2回分の練習しかしてへんのと同じこと。


  これが5回と5回やったらどうなると思う?

  練習は0と同じやねん 」



体、手が覚えてくれるのは同じ事を寸分違わず

繰り返したときだけなのです。 



私が今日も生徒さんにお願いした練習方法を

備忘録として書いておきます。



・指使いを考え直す( 見直す )

 そして一度仕上げたい速さで弾いてみて

 その指で本当に演奏可能か試してみる


・一番間違う箇所を片手ずつゆっくり正しく繰り返す

( 最大でも2小節くらい、10回弾いても間違えなくなるまで )


・両手でさらに繰り返す

( この時、また間違えるようであればさらにテンポを落とす )


・最初に練習したフレーズを含め4~8小節に拡大し

 弾いてみる 


・これで間違ったら前に戻る

 上手く弾けたらそのまま繰り返す


・最初のフレーズを含むセンテンスを通してみる

( 16~32小節くらい )

 上手くいかなければ前に戻る


 →ここまではテンポを上げない 


・できれば進む、できなければ戻るを繰り返し

 10回間違えないで弾けるまで繰り返す 


 途中で間違えたらカウントは1からやり直し


・徐々にテンポを上げる 


・本当に弾く速さになるまで決して焦らずに

 間違えないことを一番に練習する 



JEFに出る生徒さんにもこの練習をさせますが

大人になってからピアノを始めた方にも

同じようにしてもらいます。


そしてこの頃、時々預かる発表会前の姪っ子にも(笑




そろそろ頑張らないと当日までに

演奏が間に合わないと思われた姪っ子の先生。



迎えに来た父( 私の弟 )に

「 そろそろ練習に本腰入れてくださいね~ 」

と言ったところ、弟はその場で姪に言ったそうです。



「 さあ、MAMIちゃんのところに行くか! 」

「 MAMIちゃん、ピアノの時は怖いもん 」

「 でも行ったら上手くなるだろ? 」

「 ……うん 」


こんな会話が先日交わされたらしい……(爆


やっていることは生徒さんにお願いしたことと同じ。

ゆっくり正しく弾く。

それだけ。


これができるまで横について

「 間違った! 1回目からやり直~し!! 」

とカウントをとっているだけです。

怒ったことはありません。

多分、容赦ないので「 厳しい 」と思ったのでしょう(笑



 間違えないで弾くことしか

 間違えなくなる方法はない 



禅問答のようですが私が師匠から頂いた

大事な教えのひとつです。



ものは試し、是非やってみてください。




1ご質問は必ず右矢印こちらから お願いいたします。


2電子書籍、こちらも是非^^ 

  >>君のためにバラードを


  音大生がコンクールに向けてどんな練習をしているか

  書いています

  ( 実際に習ったことなど書いているので半分ノンフィクションです )



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