…しかし、彼が次に目を覚ました時、彼は全く見知り得ぬ場所へと到達することとなる。
山本「…?」
はじめは、あまりの眩しさに目がなれなかったが、次第にあたりがどのような場所であるのかはっきりしてきた。
これはどういうことなのか。
山本「おかしいな…。一体何が?」
あたりを見渡す山本時間が驚くのも無理はない。宇宙【そら】を見上げと、天に広がるは天の川、地平を見渡すとなにもない岩の大地。
山本「これは…、一体?」
どうしてこんな場所に飛ばされてしまったのか?理由がわからなくなる山本次官。あたりを見渡しても、特に何も無い。なら、このあたりを創作してみよう。そう思った矢先のことである。
?「ここはもうすぐ終わる未来の一つ。あの男がやろうとしていることの一旦だ。」
山本は、声のする方を振り返る。そこにいたのは、銀色の髪をした、全身黒尽くめの格好をした男【セフィロス】である。
山本「セフィロス?…なるほど、ここに連れ込んだのはお前の仕業か?」
セフィロス「その通りだ。モルガンには悪いが、少し彼女の魔術に細工しておいた。」
山本「…なるほど。で、今回はクラウドじゃなく俺の方に話しかけると。珍しいこともあるもんだ。」
セフィロス「ああ、そうだな。そういえば、以前、お前の夢枕に立ったときのことを思い出した。」