世に仇なす者 ネオ・リユニオン 1 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

…しかし、彼が次に目を覚ました時、彼は全く見知り得ぬ場所へと到達することとなる。

 山本「…?」

はじめは、あまりの眩しさに目がなれなかったが、次第にあたりがどのような場所であるのかはっきりしてきた。

これはどういうことなのか。

 山本「おかしいな…。一体何が?」

あたりを見渡す山本時間が驚くのも無理はない。宇宙【そら】を見上げと、天に広がるは天の川、地平を見渡すとなにもない岩の大地。

 山本「これは…、一体?」

どうしてこんな場所に飛ばされてしまったのか?理由がわからなくなる山本次官。あたりを見渡しても、特に何も無い。なら、このあたりを創作してみよう。そう思った矢先のことである。

 ?「ここはもうすぐ終わる未来の一つ。あの男がやろうとしていることの一旦だ。」

山本は、声のする方を振り返る。そこにいたのは、銀色の髪をした、全身黒尽くめの格好をした男【セフィロス】である。

 山本「セフィロス?…なるほど、ここに連れ込んだのはお前の仕業か?」

 セフィロス「その通りだ。モルガンには悪いが、少し彼女の魔術に細工しておいた。」

 山本「…なるほど。で、今回はクラウドじゃなく俺の方に話しかけると。珍しいこともあるもんだ。」

 セフィロス「ああ、そうだな。そういえば、以前、お前の夢枕に立ったときのことを思い出した。」