再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 35 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 オベロン「分からない。以前、カルデアに侵入した奴がいるという話は聞いたことがあるけど、まずありえない話だ!急いでカルデアに帰還しないと…って、ダヴィンチはどうしているんだ?」

 アルトリア「それなのですが…、一向に連絡がつかない状況で。こちらからの応答に無反応なんです。」

 オベロン「いや、こんなことがあるのか?敵は!敵はいったいどんな奴なんだ!」

 

これが、この二人の妖精にとっての受難の始まりであった。ここで、再びカルデアに戻る。一方で、イタリア勢とフランス勢も謎のスライムの後を目撃していた。

 ネロ「なんだこれは?芸術のかけらもない!」

 アストルフォ「まぁ確かにあんまり綺麗にはみえないよねー。むしろ、どれだけ頑張っても気持ち悪いなーとしか言いようがないねこれ。」

 ロムルス=クィリヌス「少なくとも、人類史【←と書いてローマと読んでね】とは相容れぬものを感じる。」 

 カエサル「全くまさにその通りとしか言えませぬな神祖ロムルス様。しかし、一体いつの間にこのようなものがカルデアの内部に?北欧でこのような怪現象が起こったことがあるとか何か知らないものかワルキューレの一行?」

 

これに対して北欧の英霊もこれに関しては分からない状況だ。少なくとも、言えることは今はこのカルデア施設中をはいずりまわる奇妙なものを追いかけるだけである。

 ブリュンヒルデ「私にもわかりません。当然、妹たちも知らない筈です。一体何がこのカルデアで起こっているのでしょうか?」