いきなり小難しいことを言い始める男、数多の世界とは何なのか?彼が言う男とは何者なのか、それよりも、気になるのはある二つの単語である。
モードレッド「形而上・形而下?なーに言ってんだこいつは?まぁ分からねぇことは後で父上にでも聞くとして、どことなーく分かったことはいろんな世界を支配しようとしているやべぇ奴がいるからそいつぶっ倒すために手を貸せってことだろう?」
セフィロス「ほう、物わかりのいい。流石はかの騎士王の息子という所か?一見粗野に見えるが、どことなく漂う気品はかの湖の魔女の育て方が良かったからか?」
という言葉を受け、モードレッドはどことなく嬉恥ずかしもどかしい何とも言えない複雑な感情がグルグルする。
モードレッド「ええい、褒めてんだか貶してんのかわけわかんねぇこと言ってよ!ってなんで俺の母上のことまで知ってんのかよ!?」
セフィロス「少し、勉強したまでだ。このカルデアにいるとされる英雄のことは一か月で全てインプットしてきた。まぁそのうち二人が史実と違う性別であるのは驚きだがな。」
ガウェイン【さりげなく恐ろしいことを言ってしますね彼。なんという頭脳の持ち主】
ガレス【ですが、やはりモードレッドと私は後の世で男性として伝わっているようで…いや、それどころではありません。今は相手に集中。】