決戦 アインツベルン城 11 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

その妖怪の後ろにいるのは、魔術師の老人【カヤ】。久方ぶりの登場である。

 カヤ「おや、今度もあのグルグル使いと勇者の相手ではないと。しかも、なんだか緩い男と優男とは、なめられたものだ。」

 蔵馬「さぁ、それはどうかな?」 

 葉「おいらたちをあまり舐めないほうがいいさ。…少なくとも、おいらにはそう簡単には勝てないよ?」

 

と、こちらはこちらで臨戦態勢である。そして、この屋敷では他にも戦いが行われようとしていた。敵方で別行動をとっていた冥闘士【ミュー】と【ケニー・アッカーマン】の二人だ。敵味方、地上で争っている中、二人は上空から屋敷に潜入。そのまま上階の窓から潜入する。

 ケニー「あぁあ。そういやなーんで俺こんなことに参加してんのかねぇ?あの時俺は間違いなく死んだ。お前さんもそうだったんだろ?なんだっけか、聖闘士とかいったっけか?」

 ミュー「ああそうだ。あの時確かに俺は聖闘士に敗北した…が、こうして再び復活できたというのも、わが主【ハーデス様】のおかげかもしれません。」

 ケニー「いや、そこはあの那由多銀河ってやろうに感謝すべきじゃねぇのかよ!!…ま、人望厚いんだろうなぁ冥界の神様ってのは。…さて、俺たちは俺たちの仕事すっかね。」