その妖怪の後ろにいるのは、魔術師の老人【カヤ】。久方ぶりの登場である。
カヤ「おや、今度もあのグルグル使いと勇者の相手ではないと。しかも、なんだか緩い男と優男とは、なめられたものだ。」
蔵馬「さぁ、それはどうかな?」
葉「おいらたちをあまり舐めないほうがいいさ。…少なくとも、おいらにはそう簡単には勝てないよ?」
と、こちらはこちらで臨戦態勢である。そして、この屋敷では他にも戦いが行われようとしていた。敵方で別行動をとっていた冥闘士【ミュー】と【ケニー・アッカーマン】の二人だ。敵味方、地上で争っている中、二人は上空から屋敷に潜入。そのまま上階の窓から潜入する。
ケニー「あぁあ。そういやなーんで俺こんなことに参加してんのかねぇ?あの時俺は間違いなく死んだ。お前さんもそうだったんだろ?なんだっけか、聖闘士とかいったっけか?」
ミュー「ああそうだ。あの時確かに俺は聖闘士に敗北した…が、こうして再び復活できたというのも、わが主【ハーデス様】のおかげかもしれません。」
ケニー「いや、そこはあの那由多銀河ってやろうに感謝すべきじゃねぇのかよ!!…ま、人望厚いんだろうなぁ冥界の神様ってのは。…さて、俺たちは俺たちの仕事すっかね。」