片翼の天使 17 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

さて、タイトルが片翼の天使なのに、なかなかその場面までたどり着かなったがやっとそこまでの入り口が開いたようである。この問題が解き終わった瞬間、どこからか扉が開いた音が聞こえた。

 山本「ふぅ、どうやら、今のが最後の問題だったというわけかな?明らかに扉が開いた音がしましたね。」

 巴御前「私にもはっきり聞こえました。お見事です、どうやらちぇっくぽいんとをクリアということでしょうか?」

 モリアーティー「そうらしいねどうやら。さて、音がした方にいってみようかネ。」

三人は音がした方に向かうと、そこは、カルデアのとある一室だったであろう部屋の一つであった。もちろん、これもこの異空間によって作り出されたであろう部屋だ。三人は、自動扉が開いた瞬間、それはすぐに確認できた。どこかの森だろうか、なぜだろう、すごく既視感がある森だ。

 山本「どうやら、この部屋から音が…て、まさか扉のすぐ奥にとは驚いた。」

 そして、この部屋は、サーヴァント二人にとっても驚くべき場所だ。なぜなら、ここはカルデアに住まう者達すべてが一度は入ったことがあるであろう所だからだ。