アルカード「どうやら、避けきれなかったようだが…。どうやら、誰かを魔法で攻撃していたようだが…。この気配、どうやら貴様は魔族のようだな。」
アルクェイド「う~ん、どうやらそうみたいね。少なくとも、一ミリも善人とは言えない雰囲気出してる感じ、何か悪いことをしてたっぽいわ。」
?「その通りというほかありませんな。そこの異国の二人。どうやら妖術で誰かを襲っていたようにござるゆえ、悪党で間違いないと思いまする。」
そして、どうやらさらに忠勝たちがゲマのところに到着したようだ。二人とも、完全に攻撃態勢をとっており、いつでもゲマに襲い掛からんとする気迫である。
ゲマ「ええい!!!どうしてこうなったのだ。途中までうまくいっていたというのに!このままでは、埒があかんではないか!」
完全に狼狽するゲマであった。恐らく、那由多銀河から渡されたデータの中にこの4人について書かれていたのである。少なくとも、全員生半可な強さではないということ。吸血鬼ドラキュラの息子、この星における最強クラスの女真祖、そして三国志と戦国時代における最強武将が相手である。さすがに勝ち目がない。…が運がいいことに、そんな彼を逃がすために助っ人【キングレオ】が来てくれたのだ。