こんにちは♪柏店の小嶋です。

連休は、地元の静岡へ帰りました。

5才の娘は、一人実家に残り、私と息子は千葉へ戻ってきました。

なんだか、家の中が静かで、ちょっと寂しいです。早く帰って来ないかな。

では、今日の本題です。

あなたは、会話中に、相手にうまく意志が伝わらなかったり、誤解をされることは、ありませんか?

言葉の選び方を、ちょっと意識するだけで、あなたも、相手も、心地よく、スムーズなやりとりが出来るようになりますよ。

私が、接客をするときに、使わないと決めている言葉があります。

それは「大丈夫」と「すみません」。

どちらも、よく使われる言葉ですよね。
特に、「大丈夫」は、万能です。

「お身体大丈夫ですか?」という、安否確認。「彼についていけば、大丈夫」という、心配いらない、安心できる、という意味があります。

また、最近では、イエスかノーの意味でも、よく使われます。

サロンでも、スタッフが接客のときに、よく使っているのを聞きます。

「お手洗い、大丈夫ですか?」
「雑誌、大丈夫ですか?」

当たり前に、使われる言葉なので、当たり前に通じます。

でも、これって、よく考えると、おかしいことに気づきませんか?

「お手洗い、大丈夫ですか?」って、何を心配されているのでしょう。

まさか、「うちのお手洗いに何かあったのかしら?」と、心配する人は、いませんよね(笑)

「お手洗い行かれますか?」や「お手洗いは、お済みですか?」が正解です。

こうした、万能で、便利な言葉は、受けとる相手を、誤解させることがあります。

例えば、
「明日映画に行かない?」
「大丈夫です」

イエスかノー、どちらにも、受け取れますよね。

あとは、相手の表情や、雰囲気などを見て、どちらかを判断するしかないのですね。

便利なようでいて、実は、相手を思いやる気持ちが、いま一歩足りていないのです。

ノーと断言するよりは、相手を傷付けずに、やんわり「ノー」が伝わるので、大丈夫と、つい言ってしまいます。

しかし、それは、相手を傷付けたくない、という優しさのようでいて、実は、自分自身が、傷付ける人になりたくない、ということのあらわれです。

大切なのは、受けとる相手に、あなたの意志を、正しく伝え、安心させてあげること、なのですから。

とはいえ、曖昧なニュアンスが伝わるのが、日本語のいいところですよね。
だから、使ってはダメ、ということではないですよ。

あなたの発する言葉は、あなたそのものです。

今一度、あなたの言葉が、相手にどう伝わっているのか、考えてみてほしいのです。

相手が、受け取りやすい言葉を使っているか。曖昧な言葉ばかり、使っていないか。

もし、あなたが、「大丈夫」を多用していたら、他の言い方はあるか、考えてみてくださいね。

相手に正しく伝わる言葉を選ぶ、そのことを意識するだけで、あなたも、相手も、心地よく、スムーズなやりとりが出来るようになりますよ。

頑張るあなたを、いつも応援しています(^-^)