とある山の奥に小奇麗な一軒家があって
そこは誰も住んでなくて
玄関には丸太と有刺鉄線で入れなくしてあって
ベランダの窓大きくて
家の中は窓際に花が並んでて
巻きストーブがあってその上ヤカンがおいてあって
誰も居ないのにすごく綺麗で
次の瞬間 8月の昼間なのに すごく寒気がして
全身鳥肌 かと思えば 今度は冷や汗
ここはヤバイなと思って逃げたけど
その日の仕事が終わって(BAR)
霊感の強い友達を連れて行ったら
その一軒家に向かう道だけすごい霧がかかってて
他は晴天で綺麗な星空
寒気がひどくなってきて
その一軒家の道の入り口についた瞬間!!!
車が沈んで動かなくなった!!
どんなにふかしても 車はすごくゆっくり進むだけ
上から何かに押さえつけられてる感じ
それが 車だけじゃなく
俺の体にもかかってきて
重力は10倍になったように
体が重くしずむのがわかった
俺は軽くパニクってギアをさげてふかしたり
いろいろもがいてた
なんだこれ??と思って友達に説明するにも声が出ない
その友達は顔が青くなってて
どうしようと思ったら
とても低い男性のしかも結構な年齢だとも思えるような
声が聞こえて
くるな!!!
でていけーーーーーーー!!!!
俺は え!なに?今の声!!
と思った瞬間
友達が「早くだせ!! ココから離れろ!!!」
いきなり叫んだ
すると体が軽くなり
車は普通に動くようになったので
その場から急いではなれながら
ルームミラーをみると
ミラーの奥にぼんやりと白い光が・・・
何かの見間違いだと思い
両方のサイドミラーも見てみると
半透明な老人が険しい顔で迫って来てた!!
ビビッた俺は
猛スピードでそこから離れ街灯の多いパーキングまで
いった
体の震えは止まらず
気を紛らわすために タバコに火をつけ
その時の感覚を友達に話そうと軽く口を開くと
「何も言うな、俺もお前と同じになったから」と
友達が言う
そして友達の次の一言
お前、もうあそこに近づくな
あれは結構強い霊だ
悪さはしないだろうけど
怒らせたら危険だぞ
声聞こえただろ?
あの霊は家を守ってるだけだから
そっとしておいてやろう
そう友達が言うと
俺はわかったよ
とうなずき 家に帰ることにした。
帰りの車の中で
俺は聞いてみた
「俺が見たのってやっぱお化けなのかな?」
「そうだと思うよ」と友達は静かな声でいう
今度「ピンクハウス」(某三石の有名な幽霊スポット)いこうか?
というと 友達は やめよ
あそこはギャグじゃ済まされないからと
軽く断られた・・・
次の日、その友達は・・・
高熱を出して寝込んだという
後に聞いた話
その家は昔 老夫婦と息子夫婦が住んでいて
交通の不便さから街に引越し
老夫婦だけが自分の育った土地を
離れたくないが為にそこに残った
おばあちゃんは先に病気で倒れ
残ったおじいちゃんがずっとそこに居たが
しばらくして 倒れ
誰にも発見されず
その呪縛霊が残ったという話でした