アメリカの心理学者、エイブラハム・マズローは、著書のなかにこんな体験を書いています。
あるときマズローは、インディアンの居留事務所に行き、白人の秘書官に、
この地方では誰が一番裕福かと尋ねてみました。
すると秘書官は、帳簿を調べて、牛や馬を最もたくさん所有している人の名前をマズローに教えました。
ところがマズローが、インディアンたちの村で、誰が一番豊かなのかときいてみても、
誰もその人の名前を挙げなかったのです。
不思議に思ったマズローが、居留事務所できいた人の名前を出してきいてみると、
みんなは軽蔑したようにこう言ったのでした。
「 あいつは、ただ馬をたくさん抱え込んでいるだけさ
」
そしてインディアンたちは、一番裕福だと、そろってある人の名前を挙げました。
彼は、とても気前がよく、村人たちから、尊敬され慕われているようでした。
しかし、その人は、実はほとんど無一文だったのです。
これには、マズローはかなり驚いたようです。
私たちの社会では、豊かであることや立派であることに対して、とても多くの固定観念があるようです。
たとえば、お金をたくさん稼いでいたり、有名であったり、社会的地位の高い職業についているという
ことが、価値ある人の条件だと思われているようですね![]()
さらに言うと、私たちは、価値のある立派な人間にならなくてならないという社会的な圧力のもとで
成長してきたのかも知れません。
もちろん、それを目指すことがその人の本当の魂の欲求から来ているのなら、
適切な場合もあるでしょう。
でも、ただ自分のエゴや誰かの期待を満たすために、なされているとしたら、どうでしょうか![]()
あなたが今やっていること、目指していることを少し考えてみてください。
それは、本当に自分のために、自分の魂の満足のためにやっているのでしょうか![]()
それとも、誰かをよろこばせたり、認めてもらうためなのでしょうか![]()
本当の、豊かさやよろこびは、外側の物や評価にはなく、
内側が本当に満たされることを目指して行くというところにあるようです。
私たちは、1人1人違った人生の目的を持っています![]()
社会や文化、あるいは身近な人の価値観に影響される必要はありません。
もし、そういうしがらみがなければ、あなたはどんなことを目的としたいですか![]()
自分の魂が、本当によろこぶことを、少しずつでも味わっていく![]()
それこそが、私たちが本当に豊かになり、生きがいを感じるために一番必要なことなのでしょうね。
ありがとう!というと・・・
海を泳ぐ魚になれた気がする。
ありがとう!というと・・・
空を飛ぶ鳥になれた気がする。
ありがとう!