この前、ブログで紹介した高橋文子さんの本です。
まずは、2010年に刊行された「DREAM FLIGHT」と言う本です。
彼女の生い立ちをはじめ、スチュワーデスを目指すきっかけとなった「パンナム(パン・アメリカン航空)」に応募し、厳しい審査のために、地道に努力し、合格後、厳しい訓練にも耐え、スチュワーデスとしての仕事の話や会社の制度を利用し、コロンビア大学院修士課程を卒業、ポール・キリアジ氏と結婚、娘の出産、16年間務めたパンナムを退社後の生活の事まで書かれている本です。
非常にわかりやすい文章で、内容も面白く、パンナム時代には、彼女の負けず嫌いなところが書かれていて、勉強になる事が詰まった本です。
次に読んだのが、「空の帝国『パンナム』の興亡」です。
1996年に刊行されたので、古い本ではありますが、実は経営面や社会面において非常に勉強になる本です。
経営学や社会学を勉強されている学生さんだけではなく、社会人の方の「参考書」になるような本だと思いました。
今の日本では、超有名な大企業も倒産するのが当たり前な時代ですが、60年代~70年代(場合によっては80年代)にかけて、日本では「ありえない」と思っていたことが、アメリカでは当たり前のようにあったそうで、今の日本を予言したような内容でした。
彼女は、経営に関しては素人だとおっしゃっておりますが、会社の経営状態は知っておいた方がいいと身に沁みて感じさせられます。
当時、スチュワーデスやスチュワートをされていた方やスチュワーデスやスチュワートを目指していた人にとって、パンナムは「憧れの存在」だったようです。
給料や待遇、福利厚生など他の会社より良かったのに、オイルショックや規制緩和、経営者の交代による経営面などで、経営が悪化してしまった事がリアルに描かれております。
パンナムの裏事情だけではなく、航空業界の事や社会情勢の事なども書かれているので、パンナムの経営状態とリンクされている内容が書かれているといってもいいでしょう。
こちらもわかりやすく、理解しやすい文章です。
飛行機マニアにとって、パンナムが倒産しても、パンナムファンはたくさんいるそうですし、パンナムのスチュワーデス同士のネットワークは今でも残っているそうです。
今だから、当たり前だと思われる内容でも、当時は考えられなかった状況だったのではないでしょうか。
私もいつか、今の会社に対する裏事情や実態を暴露した本を執筆して、世に出してみたい気分です。
「表は良くても、裏はひどい!!」
よくあることですが、私も今の会社に対して、内部告発したい事ありますから・・・。
ではでは。
By Mami