Natureのこの記事によると、科学者がレーザービームで空中に3Dの絵を「プリント」する技術を発明したそうです。スターウォーズの映画の中のシーンのようなものができたということです。 volumetric display と呼ぶ技術だそうです。ホログラムと違って、どんな角度から見てもちゃんとした形に見えるそうです。ビデオカメラのせいで、動画ではチカチカして見えますが、人間の目には、ちゃんとじっとして見えるそうです。

 

セルロースの一粒をほとんど目に見えないレーザービームで捕まえて、思うように空中を動かすことができるそうで、もうひとつのレーザービームがこの粒に色のついた光を当てるそうです。そして形を描くその仕掛けとは、このセルロースの一粒が高速でグルグル軌道を描いて動き回り、人間の目にはその軌跡が光って見えるという仕掛けだそうです。

 

Physicists create Star Wars-style 3D projections — just don’t call them holograms

https://www.nature.com/articles/d41586-018-01125-y?WT.ec_id=BREAKINGNEWSHOLOGRAM_PORTFOLIO

 

 

なんで、これをここで紹介したかというと、たった一個の粒が超高速で動き回ることで、そこに線があるかのように見せる、という原理は、宇宙人バシャールがプライム・レイディアンス prime radianceと呼ぶ、究極の単一粒子(本当にこの宇宙に一個しかないそうです)が超高速で動き回ることで、その描く軌跡が、この宇宙を作り出している、という話に、なんだかそっくりで面白いなと思ったからです。

 

面白くないですか?