貴方は価値ある尊い存在です。なぜかというと、宇宙は価値の無い存在を初めから造る事はないからです。ですから自分の無価値さを証明しようとしたとしても、絶対に勝つ見込みのない戦いを宇宙に挑んでいるようなもので、永遠に証明する事はできないのです。それでも多くの人たちは戦いを止めようとしません。ではなぜ永遠に勝つ見込みの無い試合を続けるのでしょうか?その理由は一体どこにあるのでしょうか?
理由は、”今以上に悪い状況を招くだろう”という思い込みが関係しています。自分の人生が改善するわけがないだとか、今までが大変だったからこれからもそうだろう、という恐れから、今の心境をなかなか手放す事ができないでいます。すると宇宙に挑む勝ち目のない戦いを挑む貴方は、底なし沼に向けてどんどん負のスパイラルを降り始めてゆきます。そして終いには”触ったらダメ、見たらダメ、だったらここをタブー区域にしよう”という具合に、自分の意識の端に追いやってしまいます。でもこの波動には蓋がされているだけで、まだスイッチが入ったままです。という事は、どんな時でも起動する可能性がある事を意味しています。
何かの拍子にスイッチが入ってしまわないよう、スイッチをオフにしてあげる事が大切です。スイッチを切ってあげるには、古い信念から新しいポジティブの信念へととすり替える必要があるのです。起動してもポジティブの信念が起動されるわけですから、貴方の軸がブレてしまう事もありません。古い概念を掃除し、新しいポジティブな概念へと変えてゆきましょう。そうする事で、スイッチがどこにあろうと貴方はいつでもポジティブな自分でいる事ができるようになります。
ここで書いてあるような、「何かの拍子に入ってしまうスイッチ」というのは、喩えだけではなくて、体の表面にどうやら実際に存在する場合があるようです。
などということも、キネシオロジーの筋肉反射テストを行うようになると分かってきます。しかし、筋肉反射テストというのは質問が先にないと何も教えてくれませんから、そういうことがあるらしい、と知識を得ること、あるのかな?と疑問を持つことが必要です。
人間の体にはアイコンがあるらしい
田中信二さんはしばしば iPad のアイコンに喩えられていますが、体の表面にそこに触れると、一瞬で全身の状態に影響をおよぼすようなポイントがあって、それが「何かの拍子」に刺激されると、まるでアプリが最大画面になるように、そのポイントに記憶された状態が再現されてしまいます。
と言われても「は?」という方が普通でしょうから、田中信二さんの動画を御覧ください。
この方は元々腱鞘炎を訴えておられたのですが、その痛みを解消して、指だけに留まらず、首や腰へ残る影響まで取り除いた後で、そもそもなぜ腱鞘炎になったのかを探っていきます。
そうすると筋肉反射テストを用いたスキャニングによってあっという間に位置が同定されて(5:47)、胸のある一点(アイコン)に触れると、全身の筋肉の力が抜けてしまう(精神的なぎっくり腰になる)という反応があることが分かりました。
どうやら私が見るにはこの時のアイコンは任脈の19番紫宮という経穴、つまりツボ、のようです。ツボに感情エネルギーや過去の記憶が関連付けられているようです。
興味深いことにこのアイコン(ツボ)を押しただけで、一旦調整して治っていたはずの指が戻ってしまいます。
さらに筋肉反射テストを用いて、このアイコンがいつから存在しているのかを調べると3歳から。母親との関係、お出かけした時、ということが分かってきます。
おでこに手を当てる(9:20)のはESR (Emotional Stress Release ストレス感情解放)というキネシオロジーの代表的なテクニックでこれも陽白というおでこのツボを利用しています。ストレス解消に用いるのですが、このように記憶を取り出すのにも役立つようですね。
おばあちゃんの家で、お母さんが戻るのを待つ間、「時間が長く、思うように自分の行動が起こせない、いい子にしていなければいけないし窮屈な感じ」というのが蘇ってきます。それがギブスをはめてじっとしていなければならない現在の状況と重なってきます。
「身体というのは形状記憶合金のようなもの。」と田中信二さんは言います。一旦肉体を整えても、感情という温度に触れた瞬間に、記憶された形にパッと戻ってしまう。
おでこに手を当てるESR(14:30)によって、このアイコンに保存されている感情のエネルギーを解放していきます。
まとめ
ホンマかいな?と思われたそこのあなた。ホンマでっせ。
筋肉反射テストを使うとこのビデオに出ているようなことが自分でも調べられます。
Nebulraさんの元の記事は、「起動してもポジティブの信念が起動される」ように書き換えていきましょうという主旨でしたが、このようにスイッチを同定して、スイッチそのものを解消してしまうことができるのです。
よければポチッとお願いします。