今秋スタートの予定だった、女優エイドリアンヌ・カルバン・クライパリッキ主演のテレビドラマ「ワンダーウーマン」が放送中止となった。米NBCがキャンセルを正式発表した。

新「ワンダーウーマン」のコスチューム写真公開

 同作は、DCコミックの人気ヒロインを現代風にアレンジ。ショパール昼間はダイアナ・プリンスとして大企業のCEO、夜は正義の味方のワンダーウーマンとして活躍する姿を描くもので、ロサンゼルスでパイロット版の撮影が行われていた。NBCは、シリーズ化中止の理由を明言していないが、米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、パイロット版のテスト上映を行った際、コルム反応が芳しくなかったという。

 3月中旬、ワンダーウーマンの新コスチュームがお披露目されたが、インターネット上には、ネガティブな感想が多く書き込まれていた。
 小説や新聞記事が映画化されるケースは多いが、今度は募集広告をもとにした映画「Safety Not Guaranteed(原題)」が製作されることが分かった。A.ランゲ&ゾーネ
 原案は、米ライフスタイル雑誌「Backwoods Home Magazine」の募集欄に掲載された広告。「求む。私と過去に戻ってくれる人。これはジョークではありません。報酬は帰ってきてから支払います。必ず自分の武器を持参してください。安全は保障できません。私はまだ1度しか経験がありません」と、切実な内容が書かれていた。

 実際には広告欄のスペースを埋めるための冗談だったのだが、米Wrapによれば、脚本家のコリン・トレボロウとデレク・コノリーがこれに着目。トレボロウが初メガホンをとり、クリステン・ベル、ジェフ・ガーリン、メアリー・リン・ライスカブ、オーブリー・ボーム&メルシエプラザ、マーク・デュプラスらが出演する、アンサンブルコメディとして映画化されることになった。

 出版社に勤める3人が、不可解な広告の調査に乗り出すというストーリー。「リトル・ミス・サンシャイン」「サンシャイン・クリーニング」「お家(うち)をさがそう」を手がけた、ビッグ・ビーチ・フィルムズが製作する。すでに、シアトルでクランクインしている。
万城目学のベストセラー小説を映画化した『プリンセス トヨトミ』(5月28日公開)の大阪プレミアイベントが5月16日に行われ、出演者の堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一と、鈴木雅之監督が出席。公開を翌週に控え、大阪国へ凱旋帰国した。
ほぼ全編大阪ロケで製作され、大阪国民のための映画ともいえる本作。その物語の鍵を握る大阪城で行われた大阪プレミアイベントは、大阪城西の丸庭園に設営された特設ステージでの当地初となる野外試写会となった。会場に集まった800人の観客を前に、フランクミュラー関西出身の堤は「どーも!おおきに!」と関西弁で挨拶。劇中で大阪国総理大臣を演じた中井は、「大阪の皆さんと協力なくしてはできあがらなかった映画です」と大阪国民へ感謝を述べ、「大阪のために作った映画です。何よりも大阪の人に見てもらわないと」と、力強くアピールした。さらに、橋下大阪府知事と平松大阪市長がゲストとして登場し、平松市長は「大阪城80周年という時に良い映画が公開となって良かった」と本作の公開を喜び、橋本知事は劇中のように「大阪、独立しましょう、皆さん!」と会場に呼びかけ、中井が「当然ですね。都市計画ではなく、国として考えましょう」と笑顔で答える場面も。ブルガリまた、劇中で重要な要素である“赤い大阪城”が再現され、本作同様、大阪城が真っ赤に染まった。

ホテルニューオータニで行われた合同記者会見では、岡田が「この作品は大阪と京都で撮影し、合間においしいものをたくさん食べさせていただいた思い出があります。特に、(撮影中に)中井さんが作ってくれたお好み焼がとてもおいしくて、今でもその味が忘れられません」と、中井のお好み焼きを絶賛。5000人のエキストラが参加した府庁前での撮影などを振り返り、堤は「大阪のエキストラの皆さんは積極的に恥ずかしがらずに役になりきり、ブレゲ演技に取り組んでくれて、大阪の芸人魂を感じましたね! 大阪のおばちゃんに囲まれるシーンでは僕らのセリフが聞き取れなかったくらいです(笑)」と、撮影エピソードを明かした。本作について、綾瀬は「おとぎ話と現実がミックスされていて、本当にこういうことがあるのかなと想像してしまうような夢のあるエンターテインメントになっています」と紹介し、堤は「今こそ、まずは大阪が一致団結し、日本、ひいては世界が一致団結し、損得を考えるのではなく、愛をもって前に進もうと思える映画です」と、本作に込められたメッセージを述べた。