こんばんは。
今日も深夜になりましたが、中小企業の即時償却についてのお話しです。
弊社は平成28年6月に水流選別施設を設置して許可を受けました。
画像の施設がそうです。
そして、その年の法人税確定申告において、生産性向上設備投資促進税制を利用し、即時償却などの優遇税制を受けることができました。
一言でいうと、税金が大幅に削減(繰延)できたのです。
この税制は中小企業にとって、とても有利な制度なのですが、3年間報告書を作って提出することが求められます。
先日、中国経済産業局へ資料を提出してきました。
これは、3年間(年一回計3回)「生産ラインやオペレーションの改善に資する設備(B類型)」実施状況報告を出すことだけなので、きちんと忘れずに提出できるようにしておけば問題ないです。
制度を利用してもそのあとの報告義務が大切なのですね。
利用することによって発生する義務が着いて回ります。
しかも、3年間(((( ;°Д°))))
実施報告書の中には投資利益率の状況というエクセルの雛形に申請時に作っている計画値と、現状1年の運用結果を入力して、利益率がどう変化したかわかる表を作成しないといけません。
面倒ですが自分が運用している施設の実情をきちんと把握するということは意味ある事だと思います。
なんでこんなややこしい書類を作らなければいけないのかというと、生産性向上設備投資促進税制というのは中小企業が、利益率をあげるために設備に投資するなら、それに対しては減税や税の繰り延べ措置を認めてあげるという制度なので、主に景気のいい中小企業に設備投資を促そう、という意図なんだろうと思います。
この実施状況報告は1年目を作ってしまえば、その雛形に2年目、3年目の実績値を追記して提出するだけなので、1年目さえ頑張って、データーをとっておけば、来年以降はグッと作業が楽になります。
この制度を適用した法人の皆様。
1年目だけしんどいですが頑張って提出しましょう(≡^∇^≡)
明日も一日ご安全に!
管理人 松田
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