私は、鬱になって9年程経つ。
笑顔を作れるのに、3年かかった。
幾度となく、入退院や自殺未遂を繰り返し、身内からも見放された。
唯一、生きる過程で出会った彼女が味方であり、生きる事の意味です。
私は、カウンセラーになり、一人でも笑顔にできたなら、自分の生きる意味。
つまり、死ななかった意味がある気がする。
その一人が、また、別の人を笑顔に、また、別の人を笑顔にと、バトンを繋げていけば、毎年の自殺者数が1人でも減るかも知れない。
それは、数字の1ではなく、人生の1である。
生まれた環境、育つ環境。
それぞれ違うから、キレイ事に過ぎないかもしれないけれど、1人を笑顔に出来なければ、自分も心から笑える日は来ない。
腐った時代だろうが、ゆとりある時代だろうが、命のバトンは絶やしてはいけない。