お疲れ様です。昨夜は、竜馬伝ではなく、栗城隊のエベレスト登頂番組を観ておりましたニコニコ。段々と歳を重ねて、山に魅せられる歳になったようです。 皆様、如何お過ごしでしょうか?




 昨日までの3日間、お茶の水にある、駿河台記念館にて短期スクーリングが行われました。 我がは通信大学の法学部で学んでいるのですが、基本的に通信は独学でレポート作成を行います。ただ、卒業する為に必要な面接授業(通常の教室でおこなわれる授業)を何時間か受けなければならず、それが、スクーリングです。このスクーリングは、単位にも換算されるので、レポートの変わりに受けることも可。そして、スクーリングは、夏にある、1週間ほどの夏季スクーリングと各季節の週末に行われる短期スクーリングがあります。



 今回は後者で、金、土、日曜日の3日間、行ってまいりました。科目は「刑法」。判例を読むと、ドラマのような事件が山程在るのですが、逆に興味深い話も多かったです。


 中でも、教授のキャラクターもあって、今まで考えていた以上に複雑な問題も考えさせられました。 判決に対する憤りは学者であれば、当然に出てくるのでしょうが、立法府がバタバタしているお陰で、司法の場、判例や法律そのものに影響を与えている話は、国会が如何に機能していないのか、考えさせられました。


 また、昔からなのかもしれないですが、マスコミが好きな商業主義的報道の影響で、少年犯罪の厳罰化無期懲役と死刑についてなど、外からでは分かりにくい話も盛り沢山でした。


 一方で、国が始めたロースクールについても、厳しい現状の話が。1000万円の投資をして、法曹を夢見させて、結局抜き門になってしまっている現実。やはり、先を読む力の無い官僚が、山程上に居るんだろうと。法曹の世界を少しだけ垣間見ました。


次回はちょっと気になった事例について書いてみます。