ソファから崩れ落ちるほど泣いてしまった…!
元々台詞の多いガッツリストレートプレイが大好きなので、民族間の対立や内戦をベースに友情や愛や人間関係なんかが激しく交錯しちゃう内容っぷり、濃密芝居っぷりが私の心にストライクでした!
もうこれだけしっかりお芝居で魅せて下さるなら歌わなくてもいいぐらいです。←
軍人であるシンクレアとジプシーであるライラの愛が…ね…お互い惹かれあってるのに色んな状況が邪魔をしてくるのもうほんとやめて。切ない。
告白シーン、ライラへの激しい思いが溢れたシンクレアの抱きしめ方にグッときすぎて震えましたよ。なのにやっと心結ばれたと思ったら銃声が二人を引き離す…切ない。
愛をぶつけ合いながら激しく抱きしめ合いながらも戦地に赴くことを決めたシンクレアとライラの別れのシーンは宝塚ってことも男役ってことも一路さんってことも忘れて切なく食い入るように観てました。
あぁ苦しい…
「必ず戻る!!……僕は変わらない」
で、私の胸はライラと一緒に張り裂けましたよ。切ない。
そして何と言ってもクリフォードとシンクレアとの友情が泣ける。
いやむしろ、クリフォードの一方的とも言えるシンクレアへの思いに泣ける…
乱闘シーンの熱く若く自分なりにシンクレアを守ろうと頑張る可愛い三枚目なクリフォードと、裁判シーンの感情を押し殺しに押し殺して何とかシンクレアを助けようという思いを滲ませる二枚目なクリフォードとのギャップが……泣ける。
ある意味シンクレアはライラを選んだわけなのに、それでもクリフォードはシンクレアをどれだけ深く愛してるんだ(もちろん友として)…ほんと良いやつ……!
シンクレアが終身刑を言い渡された時のクリフォードの表情からも読み取れる思いの深さよ…
そして最後の、
シンクレア「ありがとう」
クリフォード「友達なんだ」
のやりとりで、もう、私は咽び泣きましたよ。
クリフォードォォ……
あ、あと、クエードを撃ち殺してしまい取り乱すシンクレアの心に響いてくる、クリフォードのマイクが効きすぎてない歌がリアルで切なく胸にきまくりました。
ここでクリフォードの歌がくるってことは、よかった…シンクレアにとってもクリフォードは特別な存在だったのかってちょっと安心した…
そして作品のラスト、15年(ぐらいだったかな?)越しの愛を確かめ合ったライラとシンクレアが二人、支え合いながらもう一度歩み出し始めるところで終わるって!
な!
もう私には涙を止める術がなかったわ!ちっくしょう!
あぁ…この作品は本当に好き!
まさか宝塚の作品でこんなに良い意味で『宝塚』を感じずに芝居を楽しめるとは思わなかった!
シンクレアとクリフォード
シンクレアとライラ
ハウザーとシュトロゼック
ハウザーとクエード
エルザとラシュモア、アルヴァや軍人3人組なんかまで、結構主要な登場人物が多いのに余すところなく無駄なく人間性と関係性が描き演じきられてる上手さ重厚さ素晴らしさ!
その中でも長官ハウザーの軍人らしからぬ素敵な人柄っぷりには愛おしさが溢れてきます。
思わず惹かれてしまう明るさと、5000名の命の上に立つに相応しい立派な信念と勇気と判断力を併せ持つ立派な司令官であります!
そして、ハウザーの平和的やり方に何かとぶつかってくる部下クエードも、クエードなりに国を思い、軍人としてのプライドを持ち、憎み切れない存在でした。
クエードはその長所でも短所でもある頑なさを緩めて素直にハウザーとお酒でも飲みに行くぐらいの仲になってれば…って観てて歯がゆく思いました。泣ける。
シンクレアもハウザーもクエードもシュトロゼックもアルヴァもライラも国を思う気持ちに間違いはないのに、もうそうなるしか無かったのかってぐらい、どうしようもなく戦いに突き進んでいってしまう虚しさ…
でもここらへんに関してのクリフォードの蚊帳の外感がいいですよね。
クリフォードは国のことよりシンクレアのことしか考えてないもんね笑
シンクレアを思い心配し何とかしてやりたいと側で見て側で知ってて、でも止めることができなかった悔しさや苦しさを裁判までの5年間、ずっと悔やみ抱えてきたんだろうなぁ
その全てがあの裁判での真情溢れる弁護に繋がっていってるんだろうなぁとか考えるとまた泣けるぜ。
あ、そういやいつもは「轟さま可愛いなぁ」とか「轟様の軍服姿!」って呟きながら観るところを、この作品に関しては全くそうはならず完全にクリフォードとして観てました。
一路さんも完全にシンクレアとしてしか観てなかったですし。
随分芝居に惹き込まれて集中してたみたいです。
今思い返せば、あぁお二方とも麗しい…軍服…
でも唯一、ジプシーな和央さんにだけは出てきた瞬間「和央さん麗しいな!!」ってなりました笑
ハウザーの古代みず希さんも好きだなぁ
他の作品探してみようっと。
その前にとりあえず今からもう一回『二人だけの戦場』観なおします!
細かいところチェックせねば!


