窮も亦(ま)た楽しみ、通も亦(ま)た楽しみ | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

窮も亦(ま)た楽しみ、

通も亦(ま)た楽しみ

現在で言う贅沢の思いとは、

サラリーマンの人達は、

管理職や、社長達のやっている

多分、ゴルフや、料亭遊びや、海外旅行でしょうね


さて、江戸時代の贅沢とは
どうだったのでしょう


江戸時代での、庶民の中の金持ちと言えば

札差(ふださし)でございます


幕府から旗本、御家人に米が支給されます

現在の蔵前に幕府の米蔵が有ったのです

武士は、算術をしないのが建前です

そこで、換金や、武士への金貸しなど

米の仲介を業とした者が、札差しです


かなり、儲けたようです

武士の前借などにかなりの金利を付けたようです

武士は、
「良きにはからえ」
で計算する事を恥としたので

そこに、つけ込んだのでしょうね


札差の「札」とは米の支給手形のことで

蔵米が支給される際に、それを竹串に挟んで

御蔵役所の入口にある藁束(わらたば)に差して

順番待ちをしていたことから、

札差と呼ばれるようになったのです



その、札差しの贅沢とは、

歌舞伎の芝居小屋、吉原への通いです

粋(いき)や、通(つう)を、競いあいました

そして、

豪遊をする町人を通人(つうじん)と言いました

有名なのは「十八大通」と呼ばれ、多くは札差でした

歌舞伎の演目「助六」のモデルとも言われている

大口屋暁雨が有名です


しかし、豪遊、贅沢三昧には、

限りが有りますぞ、長くは続きません

寛政の改革では、

武士の借金を一部帳消しにされています

札差(ふださし)も大変困ったとか言います


人生楽しく、は金ではありません

貧しくても楽しめる方法は無いのでしょうか?


あ そうです

金持ちは金持ちの楽しみ、

貧しい者は、貧しいなりの楽しみが持てるはずです

境遇に応じた楽しみがあるはずですね


荘子 

窮も亦(ま)た楽しみ、

通も亦(ま)た楽しみ


道を体得した人間は、逆境でも楽しみ

順境でも楽しむ

逆境、順境と、楽しむ事とは無関係である


貧乏人の楽しむ方法

とらんくすや。親父 
この年になり開眼しています

読書でございます


温故知新(おんこちしん)

故きを温(たず)ねて、

新しきを知れば、以って師と為るべし



読書は、居ながらにして、古代の世界へも

世界のあらゆる場所にも行けるのです

また、歴史上の人物にも会う事が出来るのです

お蔭で、現在の世に対する考えが纏(まと)まるのです


しかも、図書を買うのでは無しに、

公立図書館でお借りするのです

全くお金のかからない楽しみなのです

如何ですか、
私の様な貧乏人にも出来るのですぞ!


とらんくすや。親父からの

楽しみの提案でした

ゴルフや、宴会ばかりが楽しみじゃないですよ!


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