昔 隅田川と言えば屋形船 今 花火と言えば隅田川 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

昔 隅田川と言えば屋形船 
今 花火と言えば隅田川


この舟遊びは・・・

古くは万葉集にも詠まれていますが、

平安時代の、
お公家様などの「舟遊び」などからです

川や池泉に船を浮かべ遊覧を満喫したと言います

桜や紅葉を見て、漢詩や和歌を詠み

楽器を奏でたのです


江戸時代、 
泰平です 戦争も有りません

有力大名達が、自前の船で盛んに遊覧をしました
船も大型化、飾りも豪華絢爛となりました


屋形船は武家だけの船だったのです

一般の庶民は乗る事はできません


そこで、江戸っ子考えました

単なる小舟ならお咎(とが)め なし


屋根船という小船を作ったのです
屋根船は,舟の上に小さな部屋が

一つ乗っているものです

障子(しょうじ)を用いず簾(すだれ)を使い

棹(さお)は使わず櫓(ろ)で舟を操ったのです


このスタイルが大流行りして

現在の様な屋形船となったのです


船宿、料理屋がこの船を作ったので

一般庶民も楽しめるようになったのです


隅田川 

遊郭吉原へ行く為の交通手段でもありました

豪商は、この屋形船の中で楽しみ、

そして、吉原へと繰込んだのです


隅田川での舟遊び

最大の醍醐味は、花火でございます

江戸市中での花火は、火事になると言う事で

禁止されたのです

なので、隅田川なら花火も良いとなったのです

一両が 花火間もなき 光かな  
其角

かなり、御金が必要だったようですよ


今年も行われますよ・・・ 

隅田川花火大会

平成26726日(土曜)午後705分~830
※荒天の場合は、翌727日(日曜)に順延し、

両日とも実施できない場合は中止とします

打上げ玉数 2万発

隅田川花火大会 昨年は、途中豪雨の為中止でした

今年こそはと、期待している 

とらんくすや。親父でございます