江戸の 勤勉革命 何?
江戸時代初期は、人口1500万人でしたが
江戸後期1800年頃には、
人口3000万人に達していたのです
徳川家康様から始められた
灌漑事業が進み、
平地での水田の広がりを見せましたが
農業用地の拡大は、見込めなくなりました
農地拡大無し、人口増 から
生みだされた 農業における日本的手法が、
勤勉革命なのです
他の国(イングランドなど)では、
家畜を使い機械的なものを
動かし効果を上げる方式(農業革命)ですが
日本では、違うのです
人が沢山いるのです
家畜を使うには、餌など維持費がかかります
人間が耕した方が良いと考えたのです
犂(すき)鍬(くわ)などの軽量化で、
人間がやる方が効果的だったのです
家畜力⇒人力 なのですぞ
また、土地の有効活用 そうです
二毛作
そして、
更に時間活用です
余った時間の活用として、副業です
お酒、味噌を 作ったり、
雪が降る輪島などでは
そうです 伝統工芸品を作ったりしたのです
お米には、年貢が必要ですが
副業は納めなくてよいのですぞ
・・・え~ですね
農民は、長時間働くことが
当たり前となっていくのです
勤勉の倫理観が養われていくのです
日本人の何かを生み出していく勤勉さと、
西洋のように、
無駄を排除するという合理性からくる
勤勉とは、違うと思いますね
時間から時間無駄の無い動き、
機械的動きが正しいという考え
う~ん 納得できない
とらんくすや。親父 でございます
心の無いマニュアル的思考好きではありません
もう一つ
農書 です
数多くの農書が書かれました
計画性の大切さを示したり、
生産性の上がる方法であるとか
輸入に頼っていた、砂糖、蝋燭(ろうそく)、
薬草(朝鮮人参など)の
生産等に関するものです
鎖国の状況でも有り、自給自足が出来、
金銀の流出を防いだのです
農家 凄い の一言ですぞ