子供を育てるのは 誰?
「旨く育ってくれない」
嘆く、奥様のお話を良く聴きます
また、ご主人様は、少し、
間を置いてお聞きでございます
お店でも、子供が悪さをすると、
叱るのは、殆どは、奥様でございますね
それではいけませぬ
男たるものが、
養育するのでございますぞ
江戸時代は、
子供を育てるのは、男の役目だったのです
育てると言っても、
お乳の飲ませる訳では無いですよ
心を育てる、躾をする、
学問を習わせるなどでございます
商人の子供教育
三つ心 六つ躾、九つ言葉、
文十二、理(ことわり)十五で末決まる
養育 でございます
年齢に合わせて、
その時に一番大事な事を教えるのです
三つ 心 愛情を育てる
村の者皆が、わらべ歌を歌って、
脳の活性化を促すのです
六つ 躾 六歳までに挨拶、
箸の持ち方、一通りの躾を済ませるのです
九つ 言葉 九歳までに、
失礼でない言葉遣いができるようにするのです
文十二 十二歳までに、
いろは四十八文字の手習い、
数字、納品書、請求書、苦情処理書など、
様々な手紙の書き方を教えるのです
理(ことわり)十五 で末決まる
十五歳までに、
諸々のこと理解できるようにさせるのです
でないと、商人として使い物にならないぞ
と言い聞かせます
もう一つありますぞ
上方では、寺子屋
江戸では、手習指南所
早い場合は、五歳ですが、
七~八歳で習い始めます
十二~十三歳まで習います
入門料、学費は、
支払えるお金、もしくは、物で渡すのです
寺子屋の師匠は、
学問は金ではないと考えていたのです
子供の教育は、
大人全員でやるのが当たり前の風潮なのです
勿論 礼儀作法も教えます
勉強する時間も長いですし、
休みもあまりありません
立派な子が、育つ道理だったのです
江戸時代では、
文字が読み書き出来る人の率は
世界で一番高いのです
識字率
日本 70~86% 1850年
イギリス 20~25% 1837年
フランス 1.4% 1793年
ロシア モスクワ 20% 1920年
江戸時代の日本の子供達は、
素晴らしいのです
子供を育てるのは、女性
いいえ、男性 それでもありません
地域全体で、育てねばならないのです
肝に銘じておかねばなりませんね
ということで エヘン・・・
赤ちゃんが御来店した時には、
とらんくすや。親父
脳が活性化する、
童歌(わらべうた)を歌わねばと
思っているこの頃でございます
チョチチョチ あわわわ
カイグリ カイグリ
トットノメ
おつむ テンテン
ひじ トントン
いないいない ばぁー