酒は微醺(びくん)に飲む の教え | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

本日は、日光の温泉に旅行され、

お酒をかなりお召しになったお客様

五名様 御来店でございます


良いお酒で、本当に楽しそうでございます

唐草藩津(ぱんつ)を中心に、沢山お買い上げ頂きました


お酒 適度に楽しい飲み方は最高でございます


酒の起源


中国の 十八史略 にこの様に記されています

(う)(紀元前2070年頃の中国古代の伝説的な帝)
の時代です

(う)は、 
黄河を治め、中国最初の王朝 夏(か)を創始した方です


そのころ、飲み物と言えば、
醴酪(れいらく)と言われる

酸味のある薄い酒 位しかありませんでした

儀狄(ぎてき)という男が、初めて酒を作って

禹(う)帝に献上致しました

禹(う)帝はそれを飲み、その旨さに驚きました

この様に言いました

「後世、必ず酒を持って国を滅ぼす者あらん」

と言って、儀狄(ぎてき)を、
お側に近付けなかったと言います


本当に、滅ぼす者が予言通り現れたのです


夏(か)の桀(けつ)王

殷(いん)の紂(ちゅう)王 です

 酒池肉林の世界に溺れてしまったのです


孔子 様は、違ったそうです

酒を嗜(たしな)んでも、
溺れる事はなかったのです

さすが、君子でございます


本日のお客様も 君子で有られましたぞ!



荘子(そうし)

飲酒は楽しみを持って主となす


菜根譚(さいこんたん)

愛読者は、日本では、
川上哲治 五島慶太 

椎名悦三郎 田中角栄 野村克也 
吉川英治 笹川良一などです

菜根は堅くて筋が多い、
  これをかみしめてこそ、ものの真の味わいがわかる)


花は、半開きを看(み)、酒は微醺(びくん)に飲む


微醺(びくん)⇒ほんのりと酒に酔う ほろよい


決して、酒に溺れないようにしたいものですね

良いお酒の飲み方を、
お客様よりお教え頂いた本日でございます

お客様に感謝の とらんくすや。親父でございます