模様(もよう)とは、
ものの表面に自然に発生する、
または人工的に表された図、絵、形などのことです
物の表面に自然に発生した図、絵、形の
模様を紋様
一方 表面に、人工的に表わされた
模様を文様 といいます
模様 紋様 文様 ???
う~ん 区別が とらんくすや。
親父には??? チンプンカンプン
その中で、
文様の起源及び不思議についてお話します
ただ一本の線から始まったのです
それが、繋がれて、思いが入って 更に繋がれて
これが、文様となったのです
人間の本能である 飾る が
大きな文様形成の要因でしょうか
世界各地で文様形成が起きたのです
そして、オリエント文明、アジア文明などの交流から
変化していったのです
吉祥、信仰 など 願いを込めたことにより、
更に更に変化したのです
現在日本での和柄文様である
青海波 は、
ササン朝ペルシャの銀杯や銀皿に見る事が出来ます
古代エジプト18王朝第8代ファラオ(王)
トトメス4世の御墓には
亀甲繋ぎの紋様が見る事が出来るのです
紀元前1410ですよ
この時代から繋がっているのですよ
私達の日本で吉祥柄と信じ使用している文様は
遥か彼方、しかも紀元前1400年 前から繋がっている
文様だったのです。有りがたき幸せでございます
幾何学的文様の中で
日本的に文様に意味を付けています
七宝文様
七宝とは仏教では、無量寿経によりますと
金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、
珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)の
七種の宝のことです
無量寿経とは、
浄土真宗の宗祖とされる親鸞は
この経典を特に重んじました
浄土真宗の最重要経典であります
浄土三部経では無量寿経を
根本経典と位置付けています
無量寿経の中でこのように説かれています
煩悩のある世界に生きる衆生の苦しみの理由は
三毒
⇒貪欲(とんよく)瞋恚(しんい=怒ること)愚痴(ぐち)
五悪
⇒殺生(せつしよう)偸盗(ちゅうとう=盗むこと)
邪淫(じやいん=淫らな行為)
妄語(もうご=嘘をつくこと)飲酒(おんじゅ)
三毒 五悪 してはなりませぬぞ
後は、念仏を唱える事だと、説いています
線 が繋がり、幾何学 の文様 となり、世界に繋がり
意味を持たせ、人の心を癒しめる
素晴らしい 文様なのですね
とらんくすや。 の藩津(ぱんつ)の
和柄には、気の遠くなるような歴史が詰まっています
古代の人たちの思い、吉祥を感じて下さい
とらんくすや。親父 からのお願いでした