熊本城マラソン2018【詳報】後編 | 負けず嫌いランナー、還暦でも記録を目指すぞ

熊本城マラソン2018【詳報】後編

熊本城マラソン2018から、2日すぎて只今絶賛筋肉痛のトラです。



熊本城マラソンの翌日の仕事は、お休みを頂きました。
[ズル休みやな]


では、熊本城マラソン2018の後半戦を、お伝えしたいと思います。



今回の熊本城マラソンでのレースのプランは、
一つ前の大会、前年の2017/11/12に開催された「福岡マラソン2017」で、前半に調子こいて、突っ込んで走ったため、後半に大撃沈をしてしまったという、反省を踏まえて、この熊本城マラソンでは、前半は上げ過ぎないで走ろうと思い、サブスリーのペースセッターに
「ひたすら憑いて行く作戦」
で行く事にしました。



ハーフを過ぎた辺りでは、サブスリーのペースセッターは、たて長に広がっており、先頭のペースセッターから、後方のペースセッターまでは、30秒程の差が出来ています。

その中に収まるようにして、走りを進めます。


たて長になったサブスリーを目指す集団の中ほどにも、ペースセッターの方がいたので、その方にピッタリと憑いて行きます。


20~25km 21:08

呼吸も楽に出来ています。
脚の疲労感は、それなりに疲れていますが、それほど強くありません。


飽田地区では、お祭りのような、盛大な応援が行われています。

というのも、飽田地区に住む同僚から聞いた話では、
熊本城マラソンの時は、交通規制があるので、地区から外に出ることが、出来ないので、祭りを開催して応援をして下さっているそうです。


その話を聞いて、とても有難いと思いながら、沿道の応援に感謝をして走りました。



熊本港に向かって進むコースにやって来ました。
ココは、いつもは向かい風が吹くコースなのですが、今日はそれほど風は強くありません。

風まで、味方になってくれています。
しっかりと、ペースセッターの方にも、憑いていけてます。
サブスリーを達成する、チャンスです。



25~30km 21:32
折返し地点を過ぎたら、ゴールの熊本城に向けて、ひたすら走るだけです。
脚の動きが落ちて来ました。
呼吸は、辛くないです。
1kmのラップが4:20を超える時もあります。



しかし、サブスリーのペースセッターの方になんとか喰らい付いて行きます。

ココから、いくつかの橋を渡って行くのですが、その橋の登り坂が、とても大きく見えました。


腕を振って、前傾姿勢で登ります。
ペースセッターの方と距離が離れてきました。
橋の下り坂で、何とか追い付きます。
そして、フラットなコースでは、ギリギリですが、何とか憑いていけてます。



気持ちだけは、憑いていきます。
ペースセッターが僅かにペースを上げて進むと、離れてしまいます。
いや、自分のペースが落ちているのかもしれません。


30~35km 21:32
心の中では、最後までペースセッターに憑いて行けそうと思っていました。


しかし、今まで憑いていた、サブスリーのペースセッターとの、距離が少しずつ、離れてしまいました。
追いつけそうにありません。
ペースを上げる事が、出来ませんでした。





すると、沿道からの声援で、
沿道「頑張れ、サブスリー」
と聞こえてきます。

その言葉で、最後尾のサブスリーのペースセッターの方が、背後から迫って来る事を理解しました。



最後のペースセッターの足音は、自分のペースよりも速いテンポを刻んで来るのが分かります。

しかし、もうこれ以上自分のペースを上げることが出来ませんでした。

脚が疲れて、動かないのです。
遂に最後尾のサブスリーのペースセッターから抜かれて、しまいました。



またもや、登り坂が現れます。
ペースセッターに何とか追い付きたいと思い、無理をしてオーバーペースで、坂を上っていきます。


心拍数が上がるのを感じ、呼吸が苦しくなってきました。
ペースセッターとの距離が離れてしまいます。
そして、下り坂になっても追い付くことが出来ませんでした。





この瞬間に、サブスリーを達成することは出来ないと感じました。

しかし、このまま行けば自己ベストを更新が出来そうです。



そして、「マラソンでは絶対に歩かない」という自分の中での決め事を守るために、最後まで走ろうと思いました。




沿道の応援から、私の名前が聞こえます。
顔を上げると、かつての同僚のマダムが、立っています。
何とか、手を挙げて声援に応えてます。

よし、もう少し頑張ろうと思いました。



脚が動かない、ペースは上がらない、後ろからは、元気なランナーに抜かれてしまいます。

イメージ 2

写真:トモちん提供
ゼッケンに「えがお」と、書いてありますが、笑顔の余裕は全くありません。



ゴールまで残り、2kmとなった時に、とあるランナーが登場しました。


沿道の声援が後ろのランナーに
沿道「頑張れ、デコポン!」
と声援が送られています。

そのデコポンランナーは、熊本特産のミカンのデコポンの被り物を被ったランナーです。

イメージ 1

TKU提供ゴールシーンの映像より



2014年に初めて熊本城マラソンに参加した時も、ハーフを過ぎた辺りで、追い抜かれていました。

あの時の悔しさが、思い起こされます。

抜かれたくない!
と思う気持ちと裏腹に、脚は動いてくれません。

沿道「デコポン頑張れ!」
という声援と共に、デコポンランナーにまたもや、抜かれてしまいました。


トラ「悔しか~!」
心の声で、叫びました。


もうこれ以上のペースアップは、出来ないけど、ここまで来たら後はゴールを目指すだけです。


最後の坂を歩くようなペースで、上っていると沿道のダンディさんから声が掛かります。
ダ「慌てんでよか、ゆっくり行きなっせ」

自分としては、走っているつもりでも、側からみたら、歩くようなペースで走っているように見えるのでしょう。


トラ「坂は、嫌いだ~」
と思った瞬間です。


トボトボ走るという表現が、正しいのかも知れません。



もうすぐゴールです。
あの角を曲がれば、ゴールが見えます。
最後の力を振り絞ってもペースは上がらない…。


その横を、何と!



ラスト200mの地点で、衝撃的なランナーさんが、横を駆け抜けて行きます。


あの、前半にサブスリー集団で一緒に走っていた、パープルスパイチ(紫色のスパッツだけを履いてる)美ジョガーさんです。



もう、もがきましたよ。
絶対、何としてでも、憑いていく!





しかし、ペースの差は歴然です。



パープルスパイチ美ジョガーさんは、みるみる離れてしまい、最後のコーナーを曲がって行ってしまいました。




ここで、俺の「熊本城マラソン2018」は終わりました。
[いや、まだゴールしとらんヤロ!]







あ、そうでした、最後のコーナーを曲がり、残りの力を振り絞って、ラストスパートをしている気分になりながら、ゴールしました。





ゴール後は、フラフラのおじいちゃんになってしまいました。

この時の正直な気持ちは、
もう、走らんちゃヨカ。
(もう走らなくても、いいや)
と思う想いで一杯でした。



あのパープルスパイチ美ジョガーさんは、既に何処かへ行ってしまい、お会い出来ませんでした。
[残念やったね]



来年こそは、あのお尻に最後まで憑いて行きます。
[サブスリーを達成は、どぎゃんなったっかい?]


時間 3:07:09(グロス)
距離 42.195km

イメージ 3




最後になりましたが、大会を開催されたスタッフの皆様、ボランティアの皆様、そして沿道から、声援を送って頂いた皆様、本当にありがとうございます。

来年は、サブスリーのリベンジで、帰って来ます。
よろしくお願いします。