第32回えびの京町温泉マラソン大会【詳報】
マラソン大会ではコースの距離や高低差を計り、レースプランを立てている、準備に余念のない準備万端ランナーの皆さん、こんにちは。
レースの前日にレースウェアを選びながらレースプランを考えてワクワクしているトランクスです。
2019.5.19(日)
第32回えびの京町温泉マラソン大会に参加しました。
朝から生憎の雨です。
「えびの京町温泉マラソン大会」は激坂が1番辛い上に、例年気温が高くて暑にやられてしまいます。
今日の雨は暑さを和らげてくれる恵みの雨だと思いました。





大会会場までは車で1時間30分かかるので、8:30までの受付に間に合うには遅くても6:30には家を出なければなりません。
しかし、家を出たのは7:00。
どう考えても間に合わんし。
焦りながらも、ぬうわ!と急いで現地駐車場に向かいます。

大会会場に8:30前に到着。
何とか間に合い受付を済ませて、ブロ友のれおつここさんとエールの交換出来ました。
スタート位置につくと、横には球磨郡の高速美ジョガーさんが居ました。
サブスリーを目指にして練習されている方です。
今日のレースは憑いていこうと心に決めたのは、ココだけの秘密です。
9:30スタートの号砲と一斉に走り出します。
雨は降って涼しくて気持ち良いけど、風が強い。
この時点で、記録は狙わなくてもいいかなと、諦めモードになりました。
球磨郡高速美ジョガーさんとはペースが合わず、残念ながら追越しました。
すると目の前には、宮崎県が誇るレジェンドランナーT松さんの姿を発見。
声を掛けて挨拶をすると、
T松さん「どーも調子悪い」
トラ「頑張りましょう」
憑いていこうとすると、T松さんは登り坂でスルスルとペースアップされました。
以前にも
yappyさんに「オレ、今日は調子悪い」と言われながらも千切られてしまった。
悔しい思いが甦りました。
またもや、俺、調子悪い詐欺や。
(笑
まだ前半なので、 出来るだけT松さんと離れないように踏ん張ります。
7kmを過ぎると、いよいよ登り坂が始まります。
前を行く息遣いの荒いランナーさんに追いつきパスします。
この時ばかりは、お?オレ速くなったか?と勘違い。
すぐ後ろからピッチの速い足音が聞こえて、別のランナーさんにスッと抜かれてしまいます。
やはり、憑いて行けません。
しかし、何人かのランナーを拾って坂を登る事が出来ました。
同じくらい抜かれましたけど、何か?
坂がだんだんと辛くなって来ました。
一度抜いた息遣いの荒いランナーさんから抜き返えされました。
折返し地点からは、坂の勢いでペースを上げます。
坂の勢いのまま、息遣い荒いランナーさんをパスします。
スライド区間でブロ友のいこあんさんを探すミッション発動。
黒バンダナのランナーさんを目標にしてスライドのランナーさんを見ながら走ります。
しかし、つい美ジョガーさんに見とれていこあんさんを見落としそうでした。
すると、前方からブルーのTシャツを着たいこあんさん登場。
直ぐに分かりましたよ。
いこあんさんとエール交換。
後ろから足音が聞こえきてあっと言う間に抜かれました。
グリーンのランニングシャツで走るフォームがとても綺麗なランナーさんでした。
よし憑いて行くぞと自分もフォームを意識してみたら若干ペースを維持できました。
しかし長くはそのフォームを続ける事が出来ません。
気づかないうちに、腰が引けた姿勢になっています。
坂を下りていくと、向い風が強くてグリーンのランシャツランナーは前のランナーを風除けにして走っていました。
追いつきそうなので、頑張って憑いて行きます。
グリーンランシャツランナーさんは、風除けのランナーさんをパスして前に出て行きました。
私も続いて風除けランナーさんをパスします。
だんだんと息が上がってきました。
ツバが溜まっても吐き出せずに、ダラダラと口元を流れていきます。
その姿は、汗と雨でびしょ濡れになって、ヨダレを垂らした変なオジサンです。
Garminがプルプルと振動して距離を知らせてくれますが、あと何キロかは見ません。
てか、もう見たくありませんでした。
落ちてくるランナーを拾いながら、俺だけがキツイんじゃないんだ。
と自分に言い聞かせてピッチを落とさないように踏ん張ります。
残り2〜3km付近で女子1位の美ジョガーさんを発見。
すぐさまロックオンしたのは、ココだけ秘密というより、皆さんのご想像通りですけど、何か?
その美ジョガーさんをパスして、憑いてこいの仕草をしようかと思いましたが、引っ張る余裕なんて無いのでやめときました。
次回は、もっと力を付けて引っ張るゾと心に固く誓いましたよ。
ゴールまで500mになった時、後ろから足音が聞こえます。
絶対に抜かれたくないと必死にもがきながら、最後まで抜かれる事無く走り切りました。
ゴール後は息も絶え絶えのびしょ濡れでヨダレを垂らしたオッさんは、計測チップを外して貰うためにJKの前に移動したのは、ご想像通りですよ!



時間 1:29:56
ハーフマラソン総合 77位
男子50歳代 11位
今回の記録は、
この激坂コースのセカンドベストでした。
大会関係者、ボランティアの方々そして応援の皆様、雨のなか大変だったと思います。
心より感謝申し上げます。
来年はもっと強くなって来ます。



