セブンブリッジは7枚の手持ちカードで行う2~6人トランプのゲーム。
ラミーのバリエーションの一つ。ブリッジと名はついているがコントラクトブリッジとは全く関係がない。
日本で主に行われているルールには同じラミー系のゲームである麻雀との関連性が見られる。
◇主なルール
1.手札を7枚ずつ配り、残りは裏向きに山札とする。
2.順に、1枚ずつ山札を取り、1枚捨てる。
a.可能なら、同位の札3枚以上か、同一スートの連続する数札3枚以上を手元に晒す(メルド)することができる。
b.手元に晒しているカードがあるプレイヤーは、可能なら、自分または他人の晒しているカードに手持ちの札をルールに従って付け足すことができる。
c.直前の捨て札を用いれば手元に晒せる場合、山札を取る代わりにその札を取ることができる。また、同位の札の場合は自分の手順でなくても捨て札を使えるとするルールもある。
3.全ての札を晒し、手札をなくした者が勝者となる。この時、手持ちのカードの合計点数を計算する場合があり、その場合絵札とエースは10点、2~10はそのカードに書かれた点数を計算することが多い。[1]
・一度に手札全てを晒した者にボーナスを与えることがある。
・直前の捨て札を用いて手札を全てなくした場合、直前の捨て札を捨てた者の責任として点数を決める場合がある。
・手札をなくす場合も、捨て札を必須とするルールと、必須としないルールがある。
◇特殊なルール
1.7のカードは1枚だけでメルドすることができる。また7を含んでいれば2枚でもメルドすることができる。この場合、誰かが上がるまで7を持っていると、全てのカードの合計点×2×(7の枚数)という点数計算となるルールがある。
2.ジョーカーをオールマイティーとして加えるルールがある。またこの場合、誰かが上がるまでジョーカーを持っていると点数を5倍として計算するというルールもある。
[1]DATT JAPANのGAMEPACK2001などにこのゲームが収録されているが点数はエース15点、絵札と各スートの10が10点、各スートの2~9は5点である。