YANAGISAWAの本社に調べてもらったら、この 300-886463 のシリアルナンバーは約55年ほど前に製作されたビンテージだそうです。聞くところによるとマーチン・コミッティーⅢのコピーになるそうで、キーガードに特徴があります。G#が右手でも操作できるようになっています。この楽器は入手した時は、錆び、凹み、欠品、半田、外れ、タンポの破れなどで完全なジャンクでしたが、楽器のレストアーとしての作業を十分に楽しませてくれました。分解、清掃、磨き、塗装、組み立て、調整などの工程を勉強することが出来最終的には何とか演奏が出来るようになりました。しかし、現在の楽器とはトーンレバーがかなり違うために演奏はやりにくく、このままでは”楽器”としては使えないようです。更に調整をするか、又はこのままビンテージとして飾っておくしかないかも知れません。ネックのトーレバーが欠品していたのでレバーを自作しましたがどうしても格好が良くありませんのでネックだけ会うのがあれば新しく購入したいと考えています。修復の経過を記事として書く予定でしたが途中の記事が見つかりませんでしたのでこれが最終回になってしまいました。

ネックを新しくしたりした場合の試奏の動画は今後掲載する予定です。

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