非常に古いテナーサックスを入手しました。YANAGISAWAのものでメーカーに問い合わせたところ約60年ほど前の物だそうです。シリアル番号から通称はバタフライと呼ばれているようです。BやB♭のトーンホールが左側にあります。またG#のキーは右手側からも操作が出来るようになっていて今のタイプとは大きく異なっています。これを修復するのは非常に大変な仕事になると思われます。大きな問題点が2つあります。一つはネックの径がちいさいのでネジを締め込んでも締め付けが出来ません、これは純正のネックではないかも知れません。もう一つはネックのオクターブキーレバーが欠品しています。おそらく入手は出来ないのでこれは真鍮材から自作する予定です。その他に半田外れが2か所、トーンレバーの曲がりが数か所、針バネの欠品やシャフトのネジの錆による固着があり、全体にガタもあり、錆がかなり強いようです。じっくりと時間をかけて修復を楽しんで行きます。1年くらいはかかりそうです。という事で、この記事は約2年ほど前に別のブログに投稿していたもので最終的には修復作業が完全に終わって演奏が出来る状態になっていますが、この経過を順次このブログに再掲載をして行く予定です。

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上記の写真は修復前の状態です。

 

 

 

 

 

 

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