日本人は日本人らしく純血であれ、というのは戦前の軍国主義、天皇至上主義のころの厳しい時代の言われ方だったが、戦後の日本では、逆に外国人との混血、あるいは、外国出身で日本に居住する在日外国人も増えて多民族国家を形成するようになり、また日本人も海外に渡航し、世界に飛躍する力を蓄え、様々な分野での活躍を広げている。


日本のいわゆる5大ミスコンでも、#ミスユニバース の #宮本エリアナ さん @arianamiyamoto さん(アフリカ系アメリカ人とのハーフ)、#ミスワールド で #吉川プリアンカ さん(インド人とのハーフ)や、#世良マリカ さん(カナダ人とのハーフ)が日本代表のたすきを手にしたことがある。また、#ミス日本 @missjapanofficial でも、世界の七大陸登頂を最年少で成し遂げた南谷まりんさん @marin_minamiya が、今はアメリカで活動の場を広げている。


今年のミス日本に選ばれた、#椎野カロリーナ さん @karolina0824 は、ロシアとの戦争が著しいウクライナ出身。一度離婚後、母が日本人と結婚したときに、来日し、20年余り日本で過ごし、様々な在日外国人のギャップ、レッテルを貼られながらも、第二の故郷である日本人として認めてもらいたいという思いで、日本国籍を取得、外国出身の帰化人の方がミス日本に選ばれる歴史的な快挙を成し遂げられた。


ミス日本の規定では、17-26歳の未婚女性で、日本国籍を有すれば参加できるとある。理論上は、ハーフやクォーターであっても日本国籍があれば、また在日外国人で日本に帰化した方でも、ミス日本に挑戦できるということになる。


大相撲ではここ数年、純血日本人力士を育てようと、外国出身留学生などで日本に帰化しても、外国人と同等に扱われ、それも各部屋につき1人までと制限され、逆行しているところもある。


今回の主役となったカロリーナさんも、ミス日本の趣旨にそぐわないのではという意見も少なからずあるが、むしろ在日外国人やハーフ、クォーターで外国人の血があっても、日本人として、日本の和の輪の文化を広げて生きていきたいという思いを持っているのであれば、僕は歓迎して差し上げたい。


また、カロリーナさんは、ウクライナの出身で、未だロシアとの紛争が続き、身中穏やかとは言えないのかもしれないが、日本も1945年の #ヒロシマナガサキ の原爆大空襲など、戦火によって大きなダメージを与えた。


元 #ミスインターナショナル の #吉松育美 さん @ikumiyoshimatsu も、YouTube番組の中で、平和について訴えていたのを見たことがある。


日本は戦争に加担しない、核を作らない、持たない、持ち込ませない( #非核三原則 、または核の三ない運動)を推進している。それだけに、ロシアとウクライナ、また #パレスチナ人 との対立が続くイスラエルとイスラム国、日本も北朝鮮の核兵器の脅威に脅かされている中、カロリーナさんには、日本から世界平和をアピールするためのアンバサダーとして、平和記念(祈念)式典でのスピーチなど平和貢献活動に、ぜひミス日本を通して実施してもらえないだろうか。


ウクライナの惨状を通して、日本から世界へ、今必要な施策とは何か、その考えるきっかけを、ミス日本となった今、カロリーナさんから発信していただきたいと願うhttps://www.instagram.com/p/C2iD5KCv6OI/?igsh=MWd5ZnN5emVxYTdtdQ==