先日の「ムッシュかまやつ(かまやつひろし)さんの訃報」に関する記事をあちこちで目にしましたが、その中で、「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」と言う彼の名曲を見付けました。
あぁ、確か、そんな曲も歌っていたっけ…。
ただ、私の記憶には無かったけれど…。
そんな事を考えつつも、私の中での「ゴロワーズ」と言う響きから、F1の記憶を思い出させてくれました。
そう、判る人には判るはず。
この「フレンチコネクション」な雰囲気タップリの「リジェJS43」。
この「リジェ」、今では存在しません。
もっとも、「リジェ」の歴史の中では、最後の最後にスポンサーとして目にする事があっただけです。
それまで、「リジェ」で「タバコ広告」と言えば「ジタン」が余りにも有名(お馴染み)でした。
日本で、フジテレビがF1中継をする様になった頃、そんなに戦闘力は低いのに、カネだけはいつも潤沢で、たまにテレビの画面に登場する「フレンチブルーのF1マシン」が、最初は凄くレアな存在に見えていました。
’90年までは「エンジンが非力だけに、完走はすれども、いっつもノーポイント」に終わっていました。
で、チームオーナーが政治力を巧みに利用し、「ランボルギーニのV12」を、同じフランス系の「ラルース」から横取りする様な形で獲得に成功しましたが、’91年シーズンも、結局「ノーポイント」に…。
確か、’91年からでしたね、地元のマニクールにF1グランプリ(フランスGP)を誘致したのは…。
そして、翌’92年、満を持して、当時最強エンジンのはずだった「ルノーV10」を獲得し、一応、形だけでも、「なんちゃって」な感じで「ウィリアムズFW14ナイズなマシン(JS37)」で戦うも、ウィリアムズの様な速さは見られませんでした。
(当時、「デザイナー(F.D氏)に問題があるんじゃないか」なんて事も言われていました。w)
「パッシブF1」でも以外と速さを見せていたのが’93年の事でした。
(前年型を(随分と)見直したのか、かなり「ウィリアムズのマシンを意識した(まともな)造り」になりました。)
同年シーズンの後半か終盤でしたかね。
中程のマシンと同じマシン(JS39)なのに、マーティン・ブランドルのマシンに限り、何とも斬新なカラーリング(アートカラー)のマシンへと変貌を遂げ、話題になりました。
翌’94年も、前年のマシンを基本的にそのまま利用する様な形で戦いました。
(シーズン途中から、TWRの傘下に…。)
’95年から、日本にとって近しい存在となりました。
エンジンは、前年までの「ルノーV10」から「無限ホンダV10(この年から完全に新設計のエンジンとなりました)」へスイッチ。
※「ルノーV10」を「ベネトン」へと譲る(?)代わりに、「ベネトンB195」に酷似したハイノーズマシンになりました。
そして、ドライバーに「鈴木亜久里」を起用するも、ブランドルの存在もあって、チームからは冷遇されてしまう結果に…。
「リジェ」としてのラストシーズンとなった「’96年」、それまでお馴染みだった「ジタン」から「ゴロワーズ」へと、メインスポンサーである「タバコ広告」が変わりました。
チームはその後、アラン・プロストが「プロスト・レーシング」として引き継ぎました。
チームとしての初年となった「’97年」には、「中野伸治」が在籍しました。
が、フランス人のパニスを優遇する一方で、中野は多くの面で冷遇されていたそうです。
(「無限ホンダ」とのジョイントはこの年限りで終了。中野もチームを離れました。この後、ゴロワーズのスポンサー契約は2000年まで続きましたが、翌2001年にはそのタバコマネーも失い、じり貧の中でシーズンを戦い続けましたが、最終的にチームは消滅してしまいました。)
私自身、タバコは全く吸いませんが、「F1」を通じて、「ゴロワーズ」と言うタバコは知っていました。
(実物は見た事がありません。)
「マールボロ」や「キャメル」、「ジタン」、「ロスマンズ」、「ラッキーストライク」、「バークレイ」、「JPS」など、いろんなタバコ広告がF1では知られていましたが、「タバコ広告禁止」となった今となっては、「それで無くとも、遅かれ早かれ、チームは消滅していたかも知れない」と思われても不思議では無かったでしょう。
「片山右京」のF1参戦で、最初は「キャビン」がマシンに付いていましたが、’94年、「マイルドセブン」へと変わった事も、今では懐かしいです。
随分前、あるたばこ屋さんで、「ジタン」を見てビックリしました。
「ジタン」って、他の外国タバコに比べて、日本では(かなり)レアな存在じゃないかと、今でも思う事があります。
無論、この「ゴロワーズ」も同じです。
例えば、「フランス本国やフランス圏などへ誰かが旅行に行った、そのお土産として、ジタンやゴロワーズを貰った事がある(または、そう言う形で見た事がある)」と言う人はいるでしょうね。
あと考えられるとすれば、「輸入タバコの専門店」などで入手するとか、目にする程度でしょう。


