蝋梅接写

カタログなどで、「スーパーマクロ撮影」が1cmから可能と書いてありましたが、知ってか知らずか、今まで試した事がありませんでした。。

それで、私と同じカメラ(ディマージュZ5)のユーザーが過去にネット上にアップした作例(サンプルとなる画像)をいろいろ見ていて、それと共に、「スーパーマクロモード」についての記述もありました。

「花の印」が付いたボタンがありますが、それを通常2回押すと、カメラのファインダー(画面)に「花印+S」のアイコンが表示されますが、それが「スーパーマクロ」を意味するものだったのです。

それで、とりあえず、「P(プログラムオート)」+「マニュアルフォーカス」で、適当に試し撮りしてみました。
(上の画像がそれです。<リサイズしました。>)

小さな「蝋梅」の花が大きく撮れました。
「背景のボケ具合」もなかなかです。

それで、比較のために、マクロモード(光学ズームとマニュアルフォーカス使用)で普通に撮った「正月の蝋梅」が下の2枚の画像です。

「スーパーマクロ」にすると、確かに「マニュアルフォーカス」で「焦点距離」のゲージが「(最短で)1cm」まで行けます。

あの~、最初、このカメラを買ったばかりの頃は、そんなに「凝り凝りの写真」なんて撮ろうとも思いませんでしたし、撮れるなんて思ってもいませんでした。
正直、「のっぺりとした、遠近感の無い、見た目に平坦な印象の写真しか撮れないんだろう」と思っていました。
多少の「ピント合わせ」はあったとしてもね。

だから、「オートフォーカス」と言えども、フォーカスが合わない時は「画面全体がボケボケ」ですけど、シャッターを判押しした瞬間、「シュっ!」と瞬時にピントが合う…。
それでも、「画面全体に、見たまま、写ったままの画像が普通に表示される」と言うだけで、「一眼の様なボケ味の効いた画像にはならない」と思っていたのです。

そもそも、(一眼とは)レンズ自体(そのもの)が全く違いますからね。
「それなりの画(え)しか撮れないんだろう」と思っていた訳です。
「レンズ」と付随して、「センサーのサイズ」も小さいので、「そこまで出来ないだろう」と思っていたのです。

ただ、このカメラで、良くも悪くも「救い」となったのが、カメラによって付いていたりいなかったりする「マニュアルフォーカス」だったのです。

通常、写真を撮る際、多くの人が、「ただシャッタを押せば、普通に(それなりに)良い写真が撮れれば良い」と思っている事でしょう。

そう、判りやすい例え方をするなら、「レンズ付きフィルムの様な手軽さ」ですね。
最近、「フィルム的写真質感(クオリティ)」が見直され、人気が再燃しているそうですけど…。
個人的には、確かに、「レンズ付きフィルムにも、焦点距離はあるはず」ですけど、私も昔、このデジカメを持つまでは、ちゃんとしたカメラは持っておらず、専ら「レンズ付きフィルムオンリー」でしたから、何となく判りますけど、「のっぺりとした、ボケ味の無い、普通の写真」と言う印象しかないのです。

「ピント調整」と言う概念がありませんし、ただ、「本体を構えて、ファインダーを覗いて、シャッターを切って、フィルムを巻く…」と言う一連の動作を繰り返す。
必要に応じて「フラッシュを焚(た)く」訳ですけども…。
ただそれだけで、それ以上の事は全く出来ないのです。
「オートフォーカス」や「ズーム」なんてありませんよね。

デジタルカメラも、焦点距離の違いはありますが、シンプルなものですと、「オートフォーカス」は当たり前でしょうけど、シンプルなもので「単焦点(ズーム無し)」もありますけど、「守備範囲の違い」から、いろんな使い方を出来るカメラがあります。

ただ、「非常にシンプルな造り」の「単焦点デジカメ」って、意外と高価で贅沢な場合が多いのです。

「写真を撮る愉しみの幅が狭い」し、それ故、「面白味に欠ける」と私は思いますけどね。
まぁ、昔のフィルムカメラの多くは、「単焦点が当たり前」でしたから、私は、物にもよりますけど、「デジタルの方が、いろんな写真の撮り方が出来るから楽しい」と思います。

いろいろ遊べる楽しいカメラではありますが、一番問題なのは、やはり「画素数」です。
こればっかりは、「今との性能の差」に「時代の流れ」を感じます。
「画素数の差」は、「プリント」の際にも、その違いがハッキリと現れてしまいますね…。
「10年前のカメラ」ですし、「500万画素」「光学12倍」でしかありませんけど、「画質」はさておき、ここまで出来る(遊べる)カメラだとは、正直驚きでした。

でも、何だかんだ言っても、結局は「画素数」が物を言う訳で…。


今では、逆に「ボケと言う融通の利かないカメラなんて面白く無いし、つまんない」と思っています。
ただ普通に写真を撮るのも良いけど、それだけじゃぁねぇ…。